〒154-8553 東京都世田谷区若林4-32-1

活動日時
<火~金>15:30~20:00
<土日祝> 9:00~17:00
休日
基本的に月曜日がOFFとなります。

こんにちは、国士舘高校サッカー部HP担当の大嶋です。
今年も残すところ指折り数える日々となりました。

ご愛読の皆様におかれましても、ご健勝のうちに年越しを迎えられますことお喜び申し上げます。


先週(12/17)HP担当役員会におきまして、今年一年を振り返り各担当者よりひとりごとにコメントを掲載することになりました。内容は様々になろうかと思いますが、メンバー皆それぞれの持ち味で迫り後援活動を盛り上げたい!という気持ちはバッチリですので、よろしくお願いします。


今年を振り返りますとなんといっても、3・11におきた東日本大震災を取り上げないわけにはいきません。M9という地震に伴う津波・火災が尊い人命・有形無形の財産を根こそぎ奪っていきました。然るに被災地におかれまして、その爪痕は放射能汚染や液状化現象など未曾有の問題を抱えながら、抗いようもなく現在に至っていることに、謹んでお見舞い申し上げたいと思います。


このような事態の中で、世界を舞台に活躍しているトップスターのプロサッカー選手たちが、励ましのメッセージをテレビなどに語りかけていました。あらゆるジャンルで復興イベントが執り行われていた中で、現地の荒れ果てた一角でフットサルを励行している光景を映しているのを見て、心温まるような不思議な感動を覚えたのを思い出します。

心配ない!サッカーはできる!相手にパスを蹴りだせば心は打ち解けられる!できることからみんなでがんばろう!という感じですね。

競技の中でのサッカーでは、キックオフしたら何が起こるか分からない。強いチームが勝つとは限らないケースが沢山あります。

常に相手に敬意を抱き、辛いトレーニングもいとわず、出来る限りの準備をして試合に臨まなければ、試合に勝つことはおろか、負けが続いて良いモチベーションを持続することも難しくなってしまう・・・。ある意味、非情な一面も有りますよね。

先日トヨタカップを制したバルサのメッシ選手が、勝利者インタビューの中で、「ここにたどり着くまでに私達は、毎試合決勝戦だと思い戦ってきた」とコメントしています。

確かなボールタッチ、トリッキーなドリブル、想像力豊かなパスセンス、心憎いばかりのポジショニングと決定力。それとチームに、ファンに、ベストなプレーで答えていく姿勢。決勝戦というのに4−0という圧倒的な試合結果の中で、自ら2得点を決めカップ戦のMVPに輝きました。

メッシのプレーの中で、出てくるGKをかわし、ゴールにパスを通したプレーは圧巻でしたね。前後半で90分間、その短い時間の中で、試合に勝つだけでなく相手の戦意を喪失させ、相手に敬意まで抱かせてしまう・・・サッカーとは、人の気持ちを動かす事が出来る、何とも奥深い競技なんですよね!

我が愛しき国士舘サッカー部の皆さん!
監督・コーチ・スタッフの皆々様と共に後援会も、サッカーの魅力にとらわれながら、強い絆(キズナは漢字の画数が11画)で来年も一試合一試合挑んでいきましょう!


今年も一年間お疲れさまでした!

HP担当  大嶋

運営スタッフのひとりごと

本日(5月31日)開催された後援会総会において、平成21年度役員体制が承認されました。

これに伴い、本ホームページも新たな運営体制でスタートします。

ホームページ担当役員およびサポート役員はトップページ左タブに掲載のとおりです。

担当者一同、今後とも「より一層スピーディで正確で、またバランスが良く付加価値の高い」内容充実と運営を目指して頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします。

詳細については会員専用ページで順次ご案内いたします。

後援会会員の皆様は、新体制役員持ち回りによる、バラエティに富んだ記事・画像等掲載をご期待くださいませ。

広報部 三島 拝

運営スタッフのひとりごと

後援会会員各位

後援会会員専用ページに、広報部・服部役員による「3年生卒業おめでとう」特集メッセージが掲載中です。

非常に趣深い送別メッセージ集になっていると思います。

会員の皆様、是非ご覧ください。そしてコメントなどあれば書き込み可能ですので是非お寄せください。

ご案内まで

広報部 三島

運営スタッフのひとりごと

広報部 三島です。

最終決戦から一夜が過ぎ、昨日の記事を冷静に振り返って、内容に若干の修正・追加がありましたので改めて掲載しております。

ご確認のほど、お願いいたします。

運営スタッフのひとりごと

我が国士舘高校サッカー部はついに、久しぶりの全国切符を持ってきてくれました。

選手諸君、本当におめでとう!

監督・コーチ、関係各位、本当にお疲れ様でした!

 

さあ後援会会員各位には、選手・監督・コーチ、他関係各位に対して、会員専用ページに思う存分、応援メッセージを書き込もうではありませんか!この時を除いていつ書くの!!

 

詳しくは会員専用ページをご覧ください!

 

広報部 三島

運営スタッフのひとりごと

広報部・三島です。

 

さあ、いよいよインターハイ東京都大会決勝トーナメントです。緒戦の暁星戦へ向けて、ちょっと面白い発見がありました。ご存知の方もいらっしゃることと思いますが、ちょっと引用させていただきました。

後援会会員の方は会員ページをご覧ください。

運営スタッフのひとりごと

上下関係を理解できない者は、社会でも失敗する
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今、学校教育について批判が相次いでいる。特に公立学校で問題が多発していると聞くが、それは、「平等」と言う名の下に「上下関係」言ってみれば、「先輩、同輩、後輩の区別」を教えないからだと私は思っている。「先輩、同輩、後輩の区別」を教えないことは平等でもなんでもない。むしろ、教えない事は「不平等」である。私の子供のころは町内会や子供会があったので、自分のまわりにたくさんの先輩がいた。先輩がいて、同輩がいて、そのうちに後輩も出てくる。

毎日の遊びの中で、子供ながらに「してはいけない事」や、「裏切ってはならない事」、「迷惑をかけてはいけない事」、「信頼されるためにはどうしたら良いか」、等ということを覚える。町内会や地域が希薄な今、それを教えてくれるのは家庭ではなく(残念ながら親父の権威が失墜している(言い過ぎか?)多くの家庭ではできていない)、学校教育で有るべきだが、学校教育そのものではなく、クラブ活動、特に『運動部』のような気がする。

社会へ出た人は、会社という組織の中でこれを体験する。先輩・同輩・後輩という会社内でも「人間関係を保つためのルール」や、「してはいけない事」、「裏切ってはならない事」、「迷惑をかけてはいけない事」、「信頼されるためにはどうしたら良いか」を覚える。覚えなければ、「特別な環境」の中でなければ、生きていけない。『運動部』では、この「チームワーク」、「仲間(先輩・同輩・後輩)」、「ルール」を覚えていくのだ。

社会へ出て、破綻する経営者たちは、会社を大きくすることはできるが、チームワークの経験が少ない。チームワークの経験が少ないと、独裁者になってしまい、自分にとって都合の良いルールを作ってしまう。言う事を聞く「イエスマン」だけを回り集める。気に入らないものはすぐにクビにする。これが、前述の「特別な環境=独裁者」だ。最近事業を急成長させ失敗した経営者の多くが、過去に上下関係(特に下の部分)の経験が少なく、先輩後輩という、言ってみれば『運動部』的な関係を経験していない。『運動部』だけが絶対ではないが、優秀な人材が社会へ出てから、この人間関係の部分で失敗をしてしまうのは残念な事である。


チームに求められる事、それは「お互いの信頼」
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幸いにして国士舘高校サッカー部という『運動部』に籍をおきながらも、先輩との付き合い、同輩とのコミニケーション、後輩の面倒を見る事が少なくなっている。そして、普段の生活の中から「信頼を得る」と言う事の大切さを認識する事が少なくなっていると感じているのは、私だけだろうか?

ゲームになってしまえば、先輩後輩は関係ない。上手なものが試合に出る。しかし、いくら上手でも、自分のプレーさえできれば良い!自分のポジションさえできれば良い!それでは、チームプレーはできない、勝てるはずが無い。パス一つとっても、パスを受けた仲間が次のプレーがしやすいようにパスを出す。仲間を信頼するから、何度でも同じプレーを繰り返す。10回に1回でも思ったとおりのパスが仲間から出る事を信じて走り続ける。これが、「お互いの信頼」だ。

我々社会生活で言えば「お客さん」、「得意先」を大事にすることだ。お客さんのためになることを続ける。世の中のためになる事を続ける。自分が良ければそれで良い、自分の企業が儲かればそれでよい、そんな企業は、信頼されるはずが無く、長続きするはずも無い。


「走る事(続ける事)を止めたとき」、「お互いの信頼を失ったとき」、それはサッカーでも、社会でも存在する意味が無くなる時だ。

国士舘高校サッカー部での3年間、サッカーを通じて、『すばらしい技術』と『強靭な精神力』、『鋼(はがね)のような肉体』、そして、『どんな社会でも通用する人間になる基礎』を作ってもらいたい。また、そういう指導を、さらに厳しくお願いしたい。


(担当:総務 斉藤)

運営スタッフのひとりごと

広報・三島です。

一部のお母さんからご好評をいただいている(?)海外日記のインド版です。サッカー部の活動とは全然関係なくて恐縮ですが、春シーズンたけなわを迎える前のお慰みに、お楽しみいただければ幸いです。

今回もまたまた仕事で、インドに行きました。IT産業を支える中核都市というイメージが強いが実はインドの軍事拠点であるバンガロールに3日間、その後は首都ニューデリーに移動して2日間、合計5日間の日程を組みました。移動は成田からのバンガロール直行便がないので、成田−クアラルンプール−バンガロールと乗り継ぎです。バンガロールからニューデリーに移動した後、帰りはまたニューデリー−クアラルンプール−成田というハードスケジュールです。
現地の衛生面などについて、周りからだいぶ脅かされているので、戦々恐々です(汗)。これは「眉唾」ものですが、取引先企業の副社長が、インドでシャワーを浴びていたら、水が口に入り、体調を崩してその後廃人になってしまったとか・・・(怖。ホントかいな)。それに、現地の英語はインド訛りが激しく、上手くコミュニケーションが取れるか不安です。どうなることやら。

さて、インドへ出発、頑張ろう!と、朝早く自宅を出て、成田の航空カウンターでパスポートを提示すると、「インドへの入国ビザがありませんよ?これではご搭乗出来ませんが。」

凍てついた筆者でした。
旅行代理店に確認すると、失態が判明!!
チケットを急遽キャンセルして(大泣)東京に戻り、インド大使館経由でビザ申請をすると何とか当日中に発券が間に合いましたが、結局フライトが丸一日ずれ込み、一日遅れての出発となりました。
現地でのスケジュールも大幅変更。フライトもキャンセル・リスケ等で追加出費。商談相手にも必死で連絡を取り、平謝り。

やっちゃいました。

旅行代理店もそうですが、自分でもビザ取得の意識が全くなく、他の案件に追われてうっかりしていたことが原因です。言い訳ですが最近日本人はほとんどの国でVisaは不要、また現地Visa発行も可能なのが一般的なのに・・・。しかし、くよくよしてはおられません。前を向いていこう。リカバリーするしかありません。この失敗は糧としなくては。クッソー。

成田を出発したのが翌日10:45AM。一旦タイ・バンコックへトランジットです。バンコックへついたのが現地時間で15:45PM(日本時間では17:45)。その後、バンガロールへの乗り継ぎ便は何と、現地時間で20:50PM発。5時間以上も空港内で待機です。バンガロールにようやく到着したのは現地時間で23:15PM。日本時間では深夜の02:45AMです。合計すると、16時間という長旅です。
さすがに、心身ともにヘトヘトです・・・。

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その後、何とかリカバリーして仕事をこなし、結果としては所期の目的は達することができました(ホッと一息。でも恥ずかしくて、会社にビザの件はとても報告できません(大汗))。

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(写真:インドの3輪タクシー・Auto)


バンガロールは今とても気候が爽やかで過ごしやすいです。高原に位置し、日本で言えば軽井沢(?)。デリーやチェンナイなどのクソ暑さとは別天地。町並みもこぢんまりとしていて、人々は落ち着いた風情です。
インドの人は、やはり顔が濃い!ですが、話すとジェントルな感じもします。一方、日系企業の経営陣にとっては何かと軋轢があるようでもあります。曰く、人の言う事を聞かない。平気で上司にたてつく。反体制リーダーが煽動してストをやる。唯我独尊の傾向があるとか・・・。工業団地の食堂に行くと、おお、さすがに皆、カレーを手で喰っている。 カレーは美味でした。

最終日、少し早く仕事が終わったので、取引先企業のご厚意で若い駐在員がミニエクスカーションツアーに案内してくれました。日本語がペラペラで、素晴らしい好青年でしたが、自ら「ボクはネパール出身なんですよ」と。おおっ。ネパールの人と知り合いになれたのは初めてです。ネパールは、あのエベレストはじめ、世界の10大山系の8つまでが集中している、世界有数の山岳地帯で、トラッキングやハイキング客で賑わう地域だそうです。一期一会、出張の楽しい余禄でした。

彼に「どこで日本語を勉強したの?」と尋ねたら、ネパールの大学で日本語を3年間勉強したとのこと。その後、隣国のインドと仕事で行き来しながら、何社かの日系企業で働き、勉強を続けているとのことです。
大学では日本史を専攻したそうで、若い日本人が知らない知識を多く持っていました。本人曰く、「日本人とお話する時、母国と日本でその時期はそれぞれどんな時代だったかとか、比較しながら話せるので、とても役に立っています」とのこと。な〜るほど。
インドではまだまだ貧富の格差が大きく、繁華街を歩いていると、子供が四つんばいになりながら物を請う、いわゆる「Begger」(=乞食)に出くわしたりします。するとその若い駐在員曰く、「以前、日本の人と話していて、インドやネパールには「こじき」がいっぱいいるね」と言われ、「<ええっ??何で「古事記」がいっぱいあるの?どういうこと?>と困惑したら、そういうことでした(苦笑)」と言っていました。博学〜。
日本に是非一度行って、大阪城や広島・長崎の原爆記念館などを観に行きたいと言っていました。
う〜む、立派な青年じゃ!

お後が宜しいようで。

運営スタッフのひとりごと

いよいよ、2010年ワールドカップ 南アフリカ大会 アジア三次予選が始まります。

最終予選までの、長い道のりを、一歩一歩進み、ワールドカップ参加を勝ち取りたいものです。

ワールドカップへの道のり.JPG

皆さま、改めまして、明けましておめでとうございます。

HP担当の服部です。


 この時期は、どのチームも1年間サッカーを戦っていく上でのベースづくり、いわゆる「鍛錬期」ですよね。私も始めは、何でこの時期に強化が必要??と言う考えがありました。だって、年中練習でサッカーやってるわけだし、この時期に改めてでも無いのではという考えでした。

 私事ですが、私はサッカー経験者では有りません。息子が3人ともサッカーをし始めて、サッカー未経験の私でも、まあ小学生の内は経験の無い私でも見よう見真似で一緒にやったり、話したり出来ましたが、中学生以上になるとそこに戦術を初め色々な考え方が必要になり、攻撃時の相手の崩し方、単純なDFの裏狙いでもそこに至るまでのボール運びや陣形の取り方など分からない事が多くなって、試合後に動きの悪い息子に対して質問しても、「何にも判らないくせに」と相手にされず、すっかり馬鹿にされる始末でした。ナニクソ、息子に負けまいと色々なサッカー専門誌を読んだり、元サッカー国体選手のお友達(お父さん仲間)に息子のサッカーを見ながら質問しまくって勉強をしました。いやぁ、勉強になりました。ボールの受け方でも、「なんであの子はナカナカ前を向けないのだろう?」と話すと、「こうですから・・・」とご教示頂くのですが、それはそれは素人の私でも判り易くて、目から鱗状態でした。
 今では息子どもと、サッカーの話では負けない?(理論のみで実践が伴ってませんが)くらいになりました。考えが理解できると、サッカーを見るのも面白くなりますよね。しかしまだまだ奥が深い・・・。理論もまだまだ駆け出しです(^^;

 話を元に戻しましょう。この時期の「鍛錬期」の話でしたね。
 この時期のトレーニングの重要性は、色々なチームが必要であると話されています。四季の有る、日本特有の冬の鍛錬時期ですが、それは、ちょうど1年後の「選手権」に頂点を置くからとも言われています。
 今の時期殆どのチームが選手権を終えて新人戦を迎えています。メンバーが入れ替わり、新チームでの船出がこの時期からで、トレーニングを通して、チームとしても個人としても自信が持てる、また非常に伸びる重要な時期としてトレーニングに重きを置くようです。厳しく自分を追い込み、乗り越える事で自信につながる訳で、ドコまで自分を追い込められたかによって、今年の1年が決まります。この時期にトレーニングを満足に出来無いと、ベンチスタートから脱せないとも言われているようです。

フィジカルだけで、テクニックは?等とも言われますが、

 「テクニックを生かすためには、フィジカルが必要」 です。

 それは、サッカーでテクニックを生かすためには、ボールを奪い、保持できるフィジカルの存在を無視できないからです。スキルを最大限に生かすのは、80分間ボールを追いまわせる「フィジカル」が有ってこそですよね。フィジカルトレーニングに時間の割けるこの冬の時期にしっかりと基礎体力向上に努めて欲しいです。

 なんだか偉そうにすいません(^^ 充分にトレーニングして、この春からの試合で良い結果が残せるよう、親としてサポート頑張りましょう。

以上

運営スタッフのひとりごと

月日がたつのは早いものですね。今年も、もう、12月です。もうすぐ大晦日。大晦日といえば、『年越しそば』です。今回は、この、『年越しそば』について、ひとり言を書いてみました。 大晦日に、お正月を迎える準備をし、一段楽した頃食べる『年越しそば』の味は、格別なものがありますね。子供心に楽しみにしていたことを思い出します。また、そんな寒い中、有名なそば屋さんに並ぶ人々の姿がテレビに映し出されることも多いと思います。この、大晦日に『年越しそば』を食べる風習は古く江戸中期から有ったようです。いろいろ有る『年越しそばを食べる由来』について少し調べてみました。順に書いてみますね。

①良く知られているのが、金銀箔を加工する職人さんが金銀細工の粉を寄せ集めるのにそば粉を練って、金銀の端をくっつけて使っていたので、「暮れの金銭の回収」にかけたというものです。金銀箔のついたそばを食べるのではないですよ。金箔、銀箔などがついたそばを水に溶かし金銀を回収していたのです。地域によっては、同じように金銀箔のついたそばを燃やし、金銀を回収していたようですね。

②そばは、切れやすいという性質を持っていることから、「旧年の災いをきっぱり断ち切る」「一年中の借金を打ち切る」ということに由来するものです。これは、「借銭切り」とか、「勘定そば」と言われ、必ず残さずに食べなければいけなかったようです。

③鎌倉時代、博多にあったお寺で年を越せない町民に「そばがき餅」を振る舞ったところ、翌年から町民の生活が上向いたということに由来するものです。しかしこれには、鎌倉時代に博多に来ていた宋の豪商が年の瀬も越せない町の人達にそばをふるまったという説もあります。これを、「運気そば」とか「福そば」と言うようです。「鎌倉時代と博多」は共通していますね(笑)

④新陳代謝の良いそばを食べ、すっきりして新年を迎えるという人も多いようです。また、そばは、体内を清める食物で、体内の汚れを落として新年を迎えるという健康説もあります。

⑤蕎麦は荒地でも生育し、悪天候にも強く風雨にさらされ倒れても、翌朝は立派に立ち上 がる強い生命力を持っており、飢餓から人々を救ったことや、苦しい時(練習)の頃を忘れないで、来年こそは、そばのように力強く起き上がる年にしようという思いによるものもあります。

⑥そして、定番的な、「細く長く健康で居たい。」という長寿を願う説。これを、「寿命そば」とか「のびそば」という地方もあります。でも、関西では、「細く長く」説より、運を呼ぶ「う(ん)どん」を食べ、「太く長く」を願う人も多いようです。これって、関西人らしいですね(失礼)

ざっと、こんな感じでしょうか?ずいぶん、いろいろあるものですね。今年は、私はやはり、⑤番の『来年こそは、そばのように力強く起き上がる年にしよう!』という、そばの強い生命力説を思いながら、『年越しそば』を食べることにします。新しい年に向け、そばから活力をもらい、良いスタートをきりたいと思っております。 では、後援会の皆さん、そして、国士舘高校サッカー部ホームページファンの皆さん、良いお年をお迎え下さい。一年間、ご愛読ありがとうございました。 (さいとう) 

 

運営スタッフのひとりごと

こんにちは、運営スタッフの三島です。12月8日から14日にかけて、仕事でジャカルタに行ってきました。 今シーズンのオフ期間のお慰み(?)に書いてみます。くだらない中味ですが、おついでの時にひやかしてやってくださいまし。

●12月8日(土)成田出発ロビーにて

出発手続きを済ませた後少し時間があったので、空港内のネットカフェに行くと、またしても「必殺技」炸裂! 受付のお姉ちゃんは、私をチラッと見るなり「Hello!」と明るく声をかけてきました。 前後の人にはちゃんと日本語で「おはようございます!」と言ってるのに(泣)。
もうすっかり慣れっこになりましたが、ASEAN系のどこに行く時にでも、まず例外なく外国人に間違えられます。 随分前にフィリピン・マニラに行ったときなどは最たるもの。 到着して入国審査を受けようと並んでいたら、係官から「現地のヒトはそっちじゃなくてこっちのラインに並んでね」とマジに言われたものです(→実話です(汗))。 ま、モノは考えようで、この特徴を存分に活かして現地では伸び伸び活動してきたいと思います。 旅行者を狙ったスリなどには遭わないでしょうから・・・。

●12月8日(土)ジャカルタ到着


予習しておいたとおり、'Blue Bird'という安心できるタクシーコーナーに行って、ホテルまで頼むと、豪華なリムジンに乗せられました。 36万ルピア(=4千円ちょっと)かかったのでやや勿体ない。 到着が夜なので、空港から市街地までハイウェイで飛ばすのを眺めていると、ジャカルタもやっぱり夜は中心地まで来ないと暗い。筆者はかれこれ海外30都市くらいには行っていますが、たいていどこでもそうであるように、大都市でも夜は暗いものです。 東京で夜の明るさに慣れてしまっていると、不思議な感じを抱くのが、よく考えてみればおかしいのかも知れない。 だって、よく考えてみれば、もともと「夜は暗いのが当たり前」なのだから。 東京で生活していると、夜寝る前に電気を消して暗くする以外は、常にどこに行っても明るい光に包まれて生活しているのですが、全ては人工的な明るさです。 長年こうした生活に慣れてしまうと、知らず知らずのうちにどこか人間としてのメカニズムが狂ってしまうのではないか?などと考えてしまいました。

●12月11日(火)ジャカルタ順調!


まだ中盤戦ですが、面白い発見をいくつかレポートです。
■バイクも多いが、ハノイと違って、必ずヘルメットを被っているし、二人乗りもあまりいない。 ジャカルタ市街の道路は整備されているが、時間帯によって渋滞がひどい時とスイスイ行ける時と、見極めが大事 。4輪がやはりここでは主流。
■夜、商社の連中と食事に出ると、バンコックのタニヤ地区と似たような日本人街へ。ワオー、華やか!(→やましいことはありません、ハイ)でも、韓国系はこの倍の規模らしい。
■当地の人々は、やはりみんな肌色は浅黒く、目が二重で、唇は厚く、ほとんどイスラム世界(⇒まんま、自分ですね(自虐))。 デイタイムには、平気で高速道路にバナナや水やタオルの売り子がウロウロしてます。 日本人の感覚では、「こんなことして、誰も買うわけ無いのに・・。」と思っていると、意外や意外、これが商売になるのです。つまり、ドライバーが時々窓から手を出して商品を買っている。 「ええーなんで?」と尋ねる私に、駐在員曰く、 「三島さん、ここはムスリム(人口の9割がイスラム教徒)なんですよ。 貧しい人が貧しい人に施しをして成り立っている社会なんです」
う〜〜む、なるほど。

●12月12日(水)ジャカルタ・ミニ観光

早めに仕事が終わり、午後からジャカルタのミニ観光ツアーへ。 たまたま同行した、米国ダラスから観光に訪れている老夫婦と仲良くなりました。リヒター夫妻といって、出身はドイツ、47年ほど前に米国のシアトルに渡り、8年前に現在のダラスに移ったとのこと。 シアトル在中、各国から多くのホームステイ留学生を受けいれて、多くの知己を得たそうです。 今回も、昔の留学生がジャカルタに住んでいて、是非にと招待されて初めて来たのだと。 確かにとてもフレンドリーなご夫妻で、特に奥様がとっても可愛い。 ご主人は80歳とのことで、やや足が弱っている感じでしたが、いたわりあってとても素敵なご夫妻でした。「もう私たちはトシで、東京に行くことなどないだろうけど、もし貴方がダラスに来るチャンスがあれば、是非うちに遊びに来なさい!」と、連絡先を教えてくださいました。一期一会の旅の余禄となりました。 

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代表的なツアーで、ムルデカ広場のモナスという記念塔へ登り、地下のジオラマを見た後はシルクショップで買い物コースに行き、ミニ・インドネシア・インダーという、擬似インドネシア世界家屋等一覧を見学しておしまいです。

●12月13日(木)


いよいよ東京へ向けてフライトです。渋滞がひどいので余裕を見てホテルを出たら、何故か超スイスイ。何と、出発の6時間も前に空港へ到着(!!)。何もない薄暗いロビーで、ヒマをつぶすのが地獄となったことでした。ま、無事に帰れればいっかー。ああ”ぐあ”〜っ退屈!

チャンチャン。お後が宜しいようで・・・。 

運営スタッフのひとりごと

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今回の思い出のフォトは、主将の山本君です。

見事にヘディング争いに競り勝ってます。シッカリとボールを見てコントロールしようとしていますね。この眉間のシワが力強さを表しています(^^ 

ポジジョンはCB(センターバック)、チームのバックラインを統率して指示を出していました。FKも山本君が蹴っていましたよね。ズバっとゴールしたその瞬間を思い出します。

華やかなFWも魅力ですが、ボールを奪ったり、攻撃を遅らせたり、プレッシャーを掛けてミスを誘ったりと精力的に走り回るDF(ディフェンダー)の姿も素晴らしいと思っています。私の息子もDFだった事が有りますが、いつ抜かれるかとヒヤヒヤものでした。FWは10本のうち1本でも成功させれば1点ですが、DFはたった1回のミスが試合の勝敗を決める事が有ります。失敗が許されないDFですが、どんな展開にも顔を出し、労力を厭わない山本君の勇姿を昨日の事のように思い出します。

 

担当 : 服部

運営スタッフのひとりごと

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第五回目のフォトは、中盤での競り合いシーンを取り上げて見ました。

お互いが激しくにらみ合っての空中戦!割れんばかりの観客の声援。絶対に譲れない この一戦。

これこそ『ガチンコ』です。気合です。

今回は、7月16日に清瀬内山グランドで行なわれました、Tリーグ第8節駒澤戦を振り 返ってみます。

写真はまるで空中で止まっているかのような1コマですが、戦況は後半0:0の膠着状 態の中、DFの土田選手が中盤近くまで上がって攻撃の突破口を作ろうとしたところで す。攻めあがるものと、そうはさせまいと守る側が、一体にグランドをかける全員サッカ ーがこの一枚に凝縮しています。

応援する側の期待感は思わず急上昇し、拳をにぎって思わず『行っけー!!』と叫んで しまう瞬間です。そうです、こんなときは仕事も家事も、なにもかも忘れて叫んでしまい しょう!(^^)!

熱闘の90分。試合の結果は0:0の引き分けでしたが、T1リーグ生き残りをかけた激 が記憶に強く残っています。

写真左からMF石野選手、DF山本(大)選手、DF土田選手、MF山崎選手でした

熱い戦いは、次に続きます。

担当:高田

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第四回目のフォトは、ディフェンダーの写真を取り上げました。

今回は、7月8日に清瀬内山グランドで行なわれました、Tリーグ堀越戦からの写真です。

皆さんも試合中に、選手が 『サンド!サンド!』 と、声を上げているのを聞いた事があると思います。ボールを持っている相手選手を 『挟め!』 と言うことです。相手陣営でボールを奪われたときでも、自陣に攻め込まれたときでも、ボールを持っている相手選手1人にすばやく寄り、味方二人で守る(攻める)と言うことでしょう。

この写真は、まさにそれができているシーンだと思います。ペナルティーエリア前まで攻め込まれた状態で、キャプテンの山本選手(こちらを向いている)と高田選手(手前・4番)の二人が相手選手を挟んでいます。 『ペナルティーエリアには絶対に入れない!』 『ゴールの方向には向かせない!』 という強い姿勢がこの写真に出ていると思います。

担当:斉藤

運営スタッフのひとりごと

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 企画の第三回は服部が担当致します。宜しくお願い致します (^^)/ 

 この写真は、清瀬内山グランドでのT1リーグ・vs駒澤高校戦です。写真を撮影するようになってから2回目の公式試合でチョッとばかり緊張していました。

 左コーナーキックから国士舘ゴールに向かってくるボールを、我がGK・桜木君が見事に跳ね返した一瞬です。

 GKは後方で淡々とプレーする、言わば【チームの頭脳】ですよね。味方が攻められている場面では、危ないエリアに向かって声を掛け、優位に進めている場面でも油断しないように気を配り、皆が疲れているときは後から大きい声で元気づけたり・・。地味なポジションですが何時でも冷静に的確に指示を出す、そんな桜木君が頼もしかったですね。松蔭寮では私の息子の同室・先輩で、寮に息子を訪ねた時に「こんばんわ!」と我先に言ってくれた元気な彼が爽やかで、感心させられました。

 もう3年生の試合が見られなくなるのは寂しいです。もっともっと撮影したかったのに・・・・。

企画の2回目は、高田が担当します。

前回の次戦となる、対実践学園戦からお気に入りの1枚をピックアップしました。

会場は前回と同じく実践学園高尾グランドで、アウエーでの熱戦でした。

4月8日(日)10:00キックオフ


思い出フォト.jpg

写真は試合後半11時18分に左サイドから鋭く切り込んだシーンです。

手前3番土田選手、8番有馬選手がディフェンダー3人を引き付け守りの バランスが崩れたところへ、19番町田(裕)選手にボールを合わせた絶 妙なセンタリングシーンです。

ゴール前では、10番金澤選手、7番山崎選手が好位置をキープしています。

試合は0対1と惜しくも敗れはしましたが、力強いゴール前フォーメーシ ョンを表現したお気に入りの1ショットです。


写真は16:9ワイドにリサイズしています。

                                             (担当 高田)

皆様こんにちは、運営スタッフです。

明日は担当:高田スタッフによる「思い出のフォト第二弾」の掲載予定ですのでどうぞご期待ください。

さて、昨日から当サイト主宰業者の不備により一時的に閲覧不能となったお詫びに、今オフ企画の「番外編」として、サッカーにまつわる格言を、各種の公開サイトから拾ってみましたので、ご覧ください。古今東西の名言(+迷言?)を集めてあります(注:コピーライトは発言者本人に帰属しています)。

     <サッカーの格言>

☆サッカーは子どもを大人にし、大人を紳士にする。
 (イングランドの格言)


☆攻撃は最大の防御なり。  


☆ボールは汗をかかない。
ボールはいくら走っても疲れない、ともいう。 (ブラジルの格言)    

   
☆神様は勝ちたくない者を勝たせない。
(ブラジルの格言・セルジオ越後が好んで使う)


☆サッカーはトイレのサンダルと同じだよ・・・   

                             デットマール・クラマー(日本サッカーの父)        
 トイレで用を済ました後、サンダルをそろえておかないと、次に使う人はどうなる? 
 サッカーは思いやりだよ。
 パスを受ける人の立場になって受けやすいボールを出すことから始まるんだよ。
 これから何十年も続く君たちの人生も一緒だよ。
 人を思いやる気持ちを大事にしなさい。


☆サッカーを心の底から愛してこられたこと。強い意志で試合に臨めたこと。そして、運。
  この三つに自分は支えられた。
                    フランツ・ベッケンバウアー
☆『どうやったらできるでしょう?』に対する答は『何か試しましたか?』である。  
                    森 博嗣(作家)


☆悔しいと思ったら、また強くなれる。                                                                              

                    中村俊輔


☆『後ろの声は神の声』
        GK(一番うしろにいる)の指示は絶対である。
        なぜならグラウンド全体を見ているからである。  

 
☆『抜かれたら追え』
    相手ドリブラーに抜かれたなら、「ああ」とか「やられたー」とか言って突っ立っていてはいけない。
    そうこうしている間にも、敵は自陣ゴール前に迫っているのだ。  
                      ・・・サッカーの鉄則


☆シュートはゴールへのパスだ
        ジーコ


☆強いチームが勝つんじゃない。勝ったチームが強いんだ。
        カール・ハインツ・シュナイダー


☆ストライカーにとってゴールは人生そのものだ。
        フィリポ・インザーギ


☆PKよりFKの方が簡単だ。
        ジャンフランコ・ゾーラ


☆ロナウドみたいな得意技もないし、バティストゥータみたいな強烈なシュートもない。
バッジョやデル・ピエロみたいなドリブルもない。けど、確実にゴールを決めるのは僕だよ。
        オリヴァー・ビアホフ(ACミランに所属していた時のコメント)


☆父のために努力しろ、父にゴールを捧げろ
2001年のワールドユースの時、父が癌に侵されているという苦しい状況下、
プレーに集中できず困っていたサビオラに、ペケルマン監督が言った言葉です。
この言葉でサビオラは救われ、結果、彼は大会MVPと得点王に輝いたのです。


☆いずれにせよ、僕はパルマのキャプテンだ。
沈みかけてる船から逃げ出すようなことはしないよ。最後まで戦うさ。
        ファビオ・カンナバーロ


☆もう泣くな、俺達は戦争に負けたわけじゃない。
        チラベルト


☆ポジションや立場が違っても、自分自身が、
昨日の自分よりも今日の自分に充実感を感じることが大切だと思う。
        フィーゴ


☆フットボールとは極めてシンプルだ。
俺がシュートを全て止めれば、チームが負ける事はないのだから。
        ブッフォン


☆アタッカーにとって、真に重要なことは、
どれだけ多くのゴールを、特にどれだけ長い期間、決め続けられるかだ。
        ガブリエル・バティストゥータ


☆9本のスーパーゴールと10本の平凡なゴール、
どちらを選べというなら、僕は迷わず10本の方を選ぶ
        マルコ・ファン・バステン


☆私は神に感謝する。
私のためにこんな楽しいスポーツをつくってくれたのだから。
        エドソン・アランティス・ド・ナスティメント  通称『ペレ』


☆サッカーはミスのスポーツ、プレイヤーが完璧なプレイをしたら点は入らない。
永遠に0対0です。
        ミシェル・プラティニ


☆得点するコツ?チャンスだと思ったらエゴイストに徹することだ。
        ゲルト・ミューラー

☆サッカーでは100mより30mから40mをはやく走ることが重要。
だがもっと重要なのは”いつ”走るかだ。


☆美しく負けることを恐れてはならない。無様に勝つことを恥と思え。


☆才能ある若手にこそ挫折を経験させなければならない。
挫折はその選手を成長させる最大の良薬だからである。


☆ダメな奴らが走るんだ。相手をもっと走らせろ!


☆ワンタッチこそ最高の技術だ!

☆サッカーは一番難しいスポーツだよ。
足を使ってプレーするんですよ。
足は脳から一番遠くにある部分だろ。
        トニーニョ・セレーゾ

☆トラップとはボールを止めた後、自分がコントロールしやすくする、
あるいはそのタッチのみで相手をかわすボールコントロールのことを言う。
だからトラップ(罠)。
単にボールを止めるだけならそれは『ストップ』にしか過ぎない。

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source: ILLUSTRATION LIFE

フォトギャラリーを見ながら、3年生の試合を振り返ろうという企画の言いだしっぺとして、初回は斉藤が担当します。

初回は、新チームの公式戦初戦から、ピックアップしました。

ご存知の通り新チーム(3年生)の公式戦初戦は、関東大会東京都大会でした。

国士舘高校の初戦の相手は、芝高校で、会場は実践学園高尾グランドでした。

1月21日(日)午後0時にキックオフ。

危なげなく4−1で初戦を突破した試合です。

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私が選んだ思い出のフォト第一回目は、この試合のこの、土田選手の高い位置からのヘディングを選ばせてもらいました。 土田選手の身体能力の高さに驚ろかされた1コマです。そして、このすばらしい、『ナイスショット』にも感激です。 と言いますか、このころから、三島、渡邊、斉藤のHP立ち上げ(老)プロジェクトに、若い高田さんが加わり、その広い知識と研究心、写真の腕前を少しずつ現わし初め(能ある鷹状態です)、試合の際には皆様に文章から写真を多く提供するようになりました。

(担当:斉藤)

運営スタッフのひとりごと

皆様こんにちは、広報部hp担当です。
今年は残念ながら選手権都大会で敗退し、オフシーズンに突入しました。一方、来年度に向けて早くも新チームの準備が着々と進むことを期待しています。

さて、このオフシーズン企画として、「今年の想い出フォトギャラリー・シリーズ」として、1年間の戦いを振り返って、hp担当が厳選した試合その他の模様を、「今週の振り返りフォト」として、順次掲載していくことを計画中です。

hpをご愛顧いただいている皆様、是非お楽しみにしていただくとともに、オフシーズン中も変わらぬご支援を是非宜しくお願いいたします。


国士舘高校サッカー部後援会
広報部hp担当スタッフ 一同

運営スタッフのひとりごと

現在、仕事でハノイに出張している、広報・三島役員より「ハノイ紀行」の投稿です。おついでの時に冷やかしてみてください。(総務・斉藤)

 


〜〜〜人生とは、『才能を磨く旅』〜〜〜


こんにちは、三島です。
この20日から25日にかけて、本業の請負業務でベトナム・ハノイに滞在中です。往きのフライトは20日の夕方・成田発〜ハノイ・ノイバイ空港着のJAL(共同運航便)でした。やや早目に成田空港に到着しロビーをぶらぶらしながら、メールチェックをと思っていると、何故か英語で「サンキュー」と話しかけられてしまいました。カジュアルな服装だったせいもあるのでしょうが、「いきなり外国人扱いかよ(苦笑)」と思いつつ、(ご存知のとおり、小生は結構南方系の風貌をしており、フィリピン人、タイ人、ベトナム人、インドネシア人、果てはインド人まで、幅広く現地化を得意としております。)、時間を過ごして、出発時刻を迎えたのでカウンターに出向くと、またそのカウンターで、私だけ「ハヴアナイスディ!」と声を掛けられてしまいました。勿論、前後の人々にはちゃんと日本語で「いってらっしゃいませ」と話し掛けています。またしてもかい、と、一人苦笑です。


無事にハノイに着いたのは夜中だったのですが、ノイバイ空港から市街まで45分ほど、ホテルタクシーに乗って道々景色を眺めていると、あたりは真っ暗、市街地まで点在する住居街も、ランプが灯っている程度です。終戦直後の日本みたい(⇒見てきたような言い振りですね?)。ハイウェイはバイクの嵐。しかも2人乗り、3人乗りが当たり前です。一般道路に入っても、道路にあまり信号はなく、すごい勢いで車とバイクが飛び交いますが、見事にトラフィックは流れています。う〜むさすが(?)。人々は歩道上にタムロして車座になって食事をしていたり、上半身裸で歩いている人も結構います。う〜む、現地の熱気を感じました。


滞在2日目は、午後まで仕事の打合せをしっかりとこなし、少し早めにオフになりました。現地の同僚が手配してくれたドライバー付きレンタカー(丸一日貸切でも50米ドル程度です)で、市内観光へと出掛けました。ハノイの中心にあるホアンキエム湖やハノイ大教会を見学し、旧市街での露店で安い買物をした後、ベトナム軍歴史博物館へ。ここでは、普段あまり意識していないベトナム戦争の歴史を改めて認識させられることになりました。ここでは多くの米軍機の残骸・押収機や、ホーチミン軍の抵抗・勝利の軌跡が、軍の戦車や銃砲類などの展示とともに累々と示され、「ベトナム人抵抗の誇り」をひしひしと感じさせられたことでありました。ホーチミンお父さんって、今でも偉大なのですね。

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ベトナム戦勝記念館 米軍機残骸など
 

お腹が空いたので近くのカフェへ。朝食はホテルでベトナムの「フォー」というヌードル(日本で言えば、うどんときしめんの合いの子?のような、白い麺ですね)を食べていたのですが、またまた麺類が食べたくなって、シンガポール系焼きヌードルを注文。辛子を沢山かけて食べたら、一気にアドレナリンが爆発しました。ホテルに戻り、今日の報告書を一気に仕上げてメールで東京に報告し、夜食の買出しに近所へ散策です・・。と。ここで気がついたのは、物凄い湿気であること。気温が30度そこそこでも、湿度が90%近いので大変だと聞いていたのですが、自分で実際に体感すると、凄いものがあります。ちょっと歩いただけで、汗がダラダラと出てきます。「先週の日本の猛暑に比べたら涼しいもんだ」などと気を緩めて歩いていると、とんでもない目に遭います。先回出掛けたタイ・バンコックで、同じように昼間に徒歩で移動していたら直射日光にやられて気分が悪くなったのに続き、現地の気候をなめたら痛い目に遭うという経験をまたしてしまいました。そう言えばサッカー日本代表が先日のアジアカップをハノイで戦いましたが、思ったような成績が残せなかった一因も、こうした厳しい気候の影響が背景にあったかも知れません・・。


バンコックと言えば、日中ボケーッと座り込んで、日がな過ごしている男性を多く見かけたものですが、ここハノイでは、そういう人は全く見かけません。全員、何かして働いたり、バイクで移動したりしています。ベトナム人は勤勉だと聞いていましたが、なるほどとうなずけるような気がしました。ここハノイでは、皆一生懸命に何かして働いているのだな、と感じました。同じアジアでも、地域によって色々な差異があるものですね(?)。

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ハノイ旧市街 会話
 

ところで、先ほど辛いシンガポールヌードルを食べたら猛然とアドレナリンが沸いて来たと書きましたが、その時何故か、フト思い立ったことについて、恥ずかしながら備忘録として書いてみたいと思います。曰く、人生って、「才能を磨く旅」ではないか?と。皆様には、いきなり一体こいつは何を言い出したのかと失笑していただきたいと思います。何の脈絡もなく、何故か思ったのです。何かといえば、例えばアスリートにおけるイチロー、松坂でもいいし、実業家でもいい。東大から官庁〜政治家といった出世を果たす人生でもいい。また市井の商売人やサラリーマンでも同じです。人って、何かしら、自分が持っている「才能」を自覚するものではないだろうか。つまり、例えば筆者が、イチローのような大リーガーになろうとハナっから思うわけもないし勿論なれる筈もない。これは、つまり元々、筆者にその方面の「才能」のかけらもないことを良く自覚しているゆえです。ところが、甚だ笑止千万ながら、例えば何か文章を書くことについては、ひょっとすると何かのチャンスがめぐってくるかも知れない、という大間違いの期待を自分に賭けていたりする。これは、心の底のどこかに、その方面の「才能」を自分で感じているからではないか?そして、人間は、自分の「才能」を感じた分野について、人一倍の努力を惜しまないのではないか。言い古された言葉に、「天才は1%の才能と99%の努力である」とか、あの王貞治は天才ではなく「努力の人」である、といった美辞が重ねられますが、良く考えてみると、王貞治やイチローは必ず、自分に野球の才能を感じていた。そして、その才能を充分に発揮するために人一倍の努力を重ね、確固たる地位を築いた。つまり、「才能を磨く旅」を続けたのです。


最後に、接戦を制し、高校野球夏の甲子園で初優勝を成し遂げた佐賀北高校、素晴らしいチームに乾杯。
(転記:斉藤 筆者の許可を得、一部省略しました。)

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ハノイ 湖畔でくつろぐ人々

おはようございます。
わが国士舘高校サッカー部は、夏の菅平合宿で今年も毎朝、恒例の「クーパー走」に取り組んでいます。このクーパー走を見るのが楽しみで参加する親御さんも多いのですが、皆様の「おさらい」のために、その由来などを簡単に、一般に公開されている文献から引用してみます。

■クーパー博士のエアロビクス

 米軍の軍医であったクーパー博士は,呼吸循環器系疾患を予防し,これらの機能を改善する運動プログラムを開発し,これをAEROBICS(エアロビクス)と命名して1967年に発表しました.日本では「有酸素運動」と訳されています.
 クーパー博士は,体力を向上させるための運動について約5,000人のデータをもとに研究し,その結果,12分間走テストと呼ばれる体力測定から体力区分を行い,それぞれの区分に応じた運動プログラムを開発しました.

■12分間走テスト

 エアロビクス・プログラムの中で用いられる体力テストです.屋外あるいは屋内のランニングトラック(走路)や距離の分かる平坦な道路などで,12分間に走って到達できた距離を測定するもので,五つの体力区分に分けられます.このテストでは有酸素的な能力を評価し,また最大酸素摂取量を推定するためにも利用されます.通称「クーパーテスト」とか「クーパー走」とも呼ばれ広く行われています.

クーパー走ミニ薀蓄でした。

さあ国士舘、今日も頑張っていこう!!


運営スタッフのひとりごと

黄色く咲いた菜の花に立ち止まる。また、桜の様子を見ながら花見の時期はいつが良かろうかと思案する。新しいことが始まるこの時期は、何かと気分も華やぐものです。これまで、チームの中で先輩を追いかけながら後輩を引っ張る役割を担ってきた2年生は、いよいよ自分たちが先頭に立ってチーム全体を引っ張ることになります。新2年生もそれを後押しして、きっちりとチームの中堅としての役割を果たして欲しいと思います。


2週間後、来たる4月8日(日)には関東高校サッカー大会、東京都予選第2回戦に突入します。第一回戦から2ヵ月余りを経て、選手たちがより成長した姿を見せてくれることを期待しながら、応援の熱気、好プレーに沸くスタンドに思いを馳せ、その日が来るのを心待ちにしています。


先日発刊された後援会会報の「集中GO」を一通り読み終えて、会報の名前でもある“集中GO”という言葉のもつ意味、シンプルだが、やる気が起きる、意識を合わせる、前向きに考える、などなど色んな意味を表す名句であるとつくづく思った次第です。

最初に言い出した先輩から、後輩へと引き継がれたこの言葉を掛け声に、これからもスタンドから大きな声援と拍手を送りたいと思います。


(担当 高田)


拝啓 ひとりごとコーナーご愛読の皆様へ
先にもお伝えのとおり、オフシーズンのホームページ企画として始めた当「運営スタッフのひとりごと」は、思いの丈を自由に綴るコーナーとして昨年12月から連載してきましたが、本格シーズン突入にあわせしばらくお休みさせていただきます。
よろしくお願いいたします。 敬具

(国士舘高校サッカー部HPプロジェクト一同)

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hpp運営スタッフ:
右から、斉藤・高田・三島・渡邊です。

異常気象に悩まされたこのシーズンですが、桜の開花を間近に控え、いよいよ我が国士舘高校サッカー部の新チームも、春のシーズンへ向けて気力を充実させて臨んでくれるものと大いに期待しています。4月からはまた多くの新入部員を迎え、選手達もますます気合が入ることでしょう。是非、素晴らしい新年度の戦いを進めていただきたいものです。


今回は、実戦に向けての合間に、ちょっとだけ気分をリフレッシュしていただけるよう、軽く頭の体操(?)をしてみましょう。サッカーでは、フィジカル面の鍛錬ももちろん重要ですが、それに負けず劣らず、メンタル面や頭脳面のトレーニングや調整も重要な要素です。少し、遊び心を発揮しつつ、下記のトレーニング(?)に挑戦しては如何でしょう?


<サッカーのポジション適性テスト>


サッカー関連で、たまたま下記のような「サッカーのポジション適性テスト」なるサイトを発見しました。商業サイトでなく、また自由に使用しても良いようだったので、ご紹介してみます。選手諸君はもちろん、関係者の親御さんたちも、冷やかしに一度テストしてみては如何ですか?あくまでシャレですが、結構面白く、結果には自分で「へえー」と思いました(笑)。


⇒こちらをクリックしてください。


<サッカークイズ>

続いて、高校サッカー通信で公開されている、「C級コーチ養成講習会用」「サッカーのルールクイズ」「競技場のフィールドについての問題」を引っ張ってみました。ご存知の方もいらっしゃるかと思います。筆者もトライしてみましたが、筆者のレベルではとても難しく、途中で挫折しました・・・。全部完了できる部員や関係者の方は上級レベルでは。


⇒こちらをクリックしてください。


とりとめもない思いつきの企画で失礼しました。シーズンオフの活性化企画として、昨年12月より、この「運営スタッフのひとりごと」を連載してきましたが、各スタッフもそろそろ「ネタ枯れ」になりつつあり(冷汗)、とりあえず、この3月いっぱいで一応今シーズンのレギュラーコーナーは終了させていただく予定です(ただし、今後も随時、臨機に執筆・掲載は続けます)。


今回の執筆も、実は筆者の完全な「ネタ切れ」による苦肉の策でした。お後が宜しいようで・・・

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Source:中P連
 

(担当:三島)

サッカー部の皆さん、『卒業おめでとう!』

 

そして、3年間、部員たちを、陰になり日向になり支え続けてきた保護者の皆さん、

『卒業おめでとうございます。』

 

3年間、雨の日も風の日も、朝早くから夜遅くまで指導してくださった、田中監督、上野ヘッドコーチ、若き兄貴分として小林コーチ、赤峰コーチ、本当にご苦労様でした。また、部員たちが、やれ、足が痛い、ひざが痛い、腰が痛いと泣いていた時に、優しく時には厳しく治療をしてくださったトレーナーの先生方、本当にご苦労様でした。

 

部員たちにとっても、保護者の皆様にとっても、あっという間の三年間だったと思います。

思い起こすと、17年度生が卒業し、私たち保護者は「追っかけ」と「怪我の恐怖」から解放されていたころ、今年の卒業生18年度生は、関東大会都予選を勝ち進み、見事関東大会の出場を決めておりました。恥ずかしながら、卒業式を終えたひとつ上の学年の保護者は、すぐ下の学年の試合を応援に行くこともできないくらい『腑抜け』になってしまうものです。

新チームの保護者の皆さん、少しの間お許し下さい。

 

とは言うものの、卒業してしまってからは、後援会はおろか学校にも全く関心を示さず、国士舘高校サッカー部に在籍していたことすら「つわものどもの夢の跡」となってしまう保護者の方がほとんどですが・・・。淋しいことです。が、後援会の幹部、役員の皆さんは、後援会の活動を再構築し、卒業してからも、卒業生や卒業生の保護者の皆さんが、また一緒に活動できる雰囲気作りをしなければいけないのかもしれませんね。

 

ところで、「相田みつお」という人をご存知の方はたくさん居ると思います。短い文(章)、で本音の心を表現する方です。私は、心に余裕が無くなった時に、たまに思い出したようにページを開くことがあります。

そんな彼はこんなことを言っていました。

 

私たち親が子供にしてあげなくてはいけないこと!最近の親が子育てに忘れていることがあります。今の時代、子供が親より苦労することは少ないかも知れません。でも、親が願うことは、親よりも苦労することがあっても、親よりもたくましく、親よりも粘り強く、人生を生き抜いていく力と知恵を子供に与えておくこと!だと。

そして、その方法は、負ける練習、恥をさらす訓練、カッコの悪い体験を、できるだけ多くの子供にさせておくこと!だと。

負けると言う意味は、勝ち負けではありません。「自分の思いが通らない事」です。

その時どうしますか?

 

① じっと我慢して自分の欲望にブレーキをかける。

② 駄々をこねて欲望を通す。

 

ほとんどの親たちは、上手に駄々をこねさせて子供の思いを通す。子供たちが我慢する体験、我慢する機会を、親が取り上げてしまっているのだと。

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Copyright:相田みつお


長い人生には自分の思いが通らぬ場合がたくさんあります。思うようにならないのが世の常であり人生です。自分の思うようにならないことの方がはるかに多いのが人生です。それならば、人生の的(まと)を思うようにならない方に合わせるべきです。思うようにならぬ、それは、言葉を変えて言えば「負ける」ことです。かっこよく勝つことではありません。自分の思い通り勝つことは稀(まれ)です。だから人生の的(まと)を確立の少ない「勝つこと」に合わせないで、確立の多い「負ける」方に合わせておくことです。それが負ける練習です。成人してから負けに強い人間、失敗してもへこたれないたくましい人間になれるはずです。楽してカッコイイこと、つまり勝つことばかり考えて、過保護に育てられた子供は、社会の荒波につぶされてしまうことが多いということでしょうか。


私は、国士舘高校サッカー部で学んだ最大のことが、この、「じっと我慢して自分の欲望にブレーキをかける。」「成人してから負けに強い人間、失敗してもへこたれないたくましい人間になれるはずです。」に通じるような気がしました。卒業して、他人が見たら辛いアルバイトをしても、多少の辛さには動じないと言う話を良く聞きます。世の中で役に立つこと、それは頭脳明晰だけではありません。「じっと我慢して自分の欲望にブレーキをかけることができる。」「成人してから負けに強い人間、失敗してもへこたれないたくましい人間。」この気持ちを忘れずに、新しい人生を歩んでもらいたいと思います。


最後に、卒業生の戦跡を記載しておきます。
三年間ご苦労様でした。

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(今週の担当は、17年度卒HPP斉藤でした。)

卒業生のみなさん,ご父母のみなさんご卒業おめでとうございます。


昨日,国士舘高校サッカー部恒例の歓送会に出席させて頂きました。昨年は当事者として出席していましたが,今年は正直なところ自分の子供ではないので出席するかどうか迷っていました。しかし,歓送会が始まってみると,そんな思いは何処へやら,1時半から5時過ぎまで,約4時間にわたる涙と笑い,ユーモアとペーソスの溢れる感動の人間ドラマに引き込まれてしまいました。


演出はもちろん田中監督です。感動のツボを心得た演出は演劇部で舞台監督をやっても十分に通用するでしょう。どこかの本に,「指導者の一言が人生を変える」と書いてありましたが,多感な高校生の指導というのは本当に大変なことだと思います。それを25年も続けて来られたことに敬意を表します。

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(歓送会で司会・スピーチ中の田中監督)

しかし,なんと言ってもすごいのは主役の子供たちです。私は3年間歓送会に出席していますが,毎年,良くもこれだけ超個性派の若手俳優を揃えられると関心します。今年は44名と人数も多かったですが,いずれ劣らぬ個性的なキャラクターで熱い胸の想いを語ってくれました。


みんなから発せられたフレーズは,「監督が怖かった(最初に会った時には○○○かと思った)。怒られた。怒鳴られた。辛かった。苦しかった。辞めようと思った。怪我して迷惑かけた。仲間が支えてくれた。めったに褒めない監督に褒められてうれしかった。試合に勝てて良かった。試合に負けて泣いた。監督・コーチ・トレーナーにお世話になった。親に感謝している。選手権に出られなくて悔しかった。良い仲間に出会えた。みんなといっしょで楽しかった。サッカーを続けられたことを誇りに想う。後は1・2年生に託す。・・・」


生を受けて18年の若者にとって,高校3年間というのは非常に大きなウェートを占めています。国士舘高校サッカー部での経験がそれまでの人生で最大の試練であったことは間違いないでしょう。それを乗り越えてきた達成感と安堵感,目標にあと一歩届かなかった挫折感と無力感,自分を支えてくれた仲間や親,監督やコーチに対する感謝など3年間の思いがこみ上げます。


どうにか試合に出たいとAチームを夢見て果たせなかった者,縁の下の力持ちに徹した者,自分は無理だと諦めた者,Aチームにいながらスタメンになれなかった者,みんなの期待を一身に集めながら最後の試合で活躍できなかった者,すべてが人生の縮図です。サッカーというスポーツが教えてくれた貴重な体験を,自分の言葉で語ってくれた若者と,それを誇らしげに見つめる親たちの姿にはオンリーワンのドラマがありました。子供たちの頑張りや活躍にパワーを貰って感謝しているのは本当は親たちだということが子供に分かるのは,自分が親になった時でしょうか。


今年の3年生にとって高校という舞台の幕は下り,次のステージが始まります。高校サッカーにすべてを賭けた熱い想いを胸に秘め,次のステージで納得のいくパフォーマンスが発揮できるように前を見つめて旅立って欲しいと思います。



watsu

【中国古典に学ぶ】

『人の予(よ)楽(らく)に於ける、心これを説(よろこ)ぶ。故(ゆえ)に遅遅(ちち)として遂に耽恋(たんれん)して已(や)む能(あた)わざるに至るなり』

「予楽」とは楽しみごと。したがってこの文章は、「人間にとっての楽しみごとは、心がそれを欲しているのである。だから、いつのまにかのめり込んで、やめる事が出来なくなってしまう。」といった意味になる。

 

それで思うのだが、仕事だけの人生になったのでは、もうひとつ味気ない。仕事とは別に、自分なりの楽しみごとがあって良い。なんに楽しみを見出すかは人それぞれである。それをしているとき「ああ、楽しいなあ」と思えるのが、自分にいちばん合った楽しみである。そんな楽しみを、何でもいいから一つくらいは持ちたいところである。

 

そんな一時が持てれば、仕事のストレスを解消できて、明日の仕事に取り組む活力もわいてくるであろう。また、それだけ人生の幅を広げることもできるかもしれない。ただし、楽しみごとは楽しいからといってのめり込むと、どうしても仕事がおろそかになる。それまでいくと明らかに行き過ぎである。とくに現役のときは、あくまでも仕事を優先させて取り組みたい。

 

(中国文学者 守屋 洋氏文章から)

 

「我々大人だけでなく、子供達にも考え方を踏み違えないように、学校の本分をわきまえさせつつ、サッカーに打ち込むことの大切さを教えていきたいものである」

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Source: iader.com

『今の人は過(あやま)ちあれども人の規(ただす)すを喜ばず。疾(やまい)を護(まも)りて医(い)を忌(い)むが如(ごと)し。寧(むし)ろその身を滅(ほろ)ぼせども悟(さと)るなきなり』

 

「近ごろの人は、過ちを犯しても人から指摘されることを喜ばない。それはあたかも病気になりながら医者にかかろうとしないようなもの、死に至るまでその愚かさに気づかない」というのである。人間であるからには、誰でも過ちを犯す。あとで「しまった」と思うことのなんと多いことか。過ちを犯しても、自分で気づいて改めれば、それでよいのである。

 

たぶん、多くの人はそうしているにちがいない。問題は、自分では気づかない場合である。そんなとき、人から過ちを指摘されても、喜んで耳を傾ける気になれないのが一般ではないか。いや、それどころか、かえって反発したり、居直ったりして、拒絶反応を示す人もいる。これは過ちを改める機会を自分で放棄しているようなものである。

 

これをしていたのでは、せっかく好意をもって過ちを指摘してくれる人も、二の足を踏むようになる。もったいないではないか。これもまた修行のうちと心得て、忠告には素直に耳を傾けたい。

 

(中国文学者 守屋 洋氏文章から)

 

「このことは、耳に痛い言葉である。私自身、年齢を重ねた今でも、つい人の忠告を素直に聞けない時がある。反省・反省・反省」

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Source: iader.com

~特別寄稿~「酔いどれレッドの独り言」

 本日、東京都庁前をスタート地点に「東京マラソン2007」が開催され、3万人の参加者が都内42.195Kmを駆け抜けました。参加者は、気温5℃、雨の中という厳しい条件と戦いながらゴールを目指しましたが、低い気温もあって、選手たちは予想以上の消耗に苦しんだことと思います。暖冬とはいえ、この季節の雨はマラソン選手に限らず、多くのアスリートたちにとってとても厳しいものです。冬山での遭難で言われるように、体温の低下は著しく体力を奪います。選手たちは、対戦相手と戦うと同時に、滑りやすい路面、気温、風など様々な条件と戦っていることになります。  例えば野球の実況中継では、「今日はレフトからライトスタンド方向にかけて強い風が吹いていますので、ライト方向への打球が大きく伸びます。」など、風に関する解説が多く聞かれます。サッカーの場合そもそもボールの距離を競うわけではないので、解説で風がどうこうとはあまり聞かない話ですが、やはり風、太陽の向きなど試合会場の自然条件の影響も大きいのではないでしょうか。積み重ねた練習に、スタンドの応援、風や光などの自然条件、これらを全て味方につけて一戦一戦勝利を掴んで欲しいと思います。  現在の目標「関東高校サッカー大会予選」を勝利し、本大会においてもより上位を狙っていくために、厳しい冬トレを乗り切り、4月からの次戦に臨んで欲しいと思います。


 今後も、チームの活躍状況をどんどんHPにアップしていきます。期待どおりのMVP、思いがけないMVPが、大会中多数登場することを期待しています。


抜けるような青空の下で・・・

T-0219GO!国士

Source:Freephotobox

入学試験シーズンたけなわです。
国士舘中学・高校も今月に入試を実施し、この4月には、また新たな仲間を迎えることとなります。

国士舘高校サッカー部は、ここ最近では多くの入部者を迎え、各学年で30〜40名程度、全体では100名以上を抱える大所帯となっています。一方、新年会で田中監督のご挨拶にもあったように、練習会に参加する選手の中には、豪華な芝のグラウンドなど、より設備の整った環境を希望し、国士舘への入部を辞退する者もあるようです。

監督やコーチをはじめ、こうした設備上のハンディキャップに負けずに頑張っておられる指導者層のご苦労に感謝するとともに、そうした風潮に残念な気持ちを抱いてしまうのもまた事実です。

さて、国士舘高校サッカー部に入部し、厳しい練習を重ねて、やがては集大成となる全国サッカー選手権へ向けて、長い戦いが始まります。そして、様々な経験を積み、数々のドラマを演じ(お母さんを「追っかけ」にし、喜ばせ、また泣かせ・・・)非常に貴重な3年間を過ごしたのち、部員はそれぞれの進路を選択し、次のステップへと羽ばたいていきます。

部員の多くはそのまま国士舘大学へと進むこととなりますが、サッカー部で培った友情・人脈は、格別のものです。これは一生の宝となります。その後、大学を卒業し、就職し、社会の荒波に揉まれても、また、つらく、くじけそうになった時にでも、サッカー部で培った人脈は大きな力となってくれます。また、励ましあいながら進む仲間は最大の財産です。

4月には何人の新入部員を迎えられるか、今からワクワクしています。何かの縁で、また本人の強い意志を持って、必ずしも最高に恵まれた設備環境ではないかも知れないけれど、国士舘高校サッカー部を選択してくれる選手には、後援会の立場から、敬意を表すとともに、熱いエールを贈りたい気持ちです。そして、入学された後は、先輩同様、厳しく充実した3年間を過ごしてくれることを願っています。

今年は暖冬(異常気象)のせいか、気持ちも早や春になってしまうようです・・・。



ところで今日はバレンタインデーですね・・。ここ最近は義理チョコにしか縁のない身分ですが、最近では、学校のお友達に配る「友チョコ」や、自分へのご褒美としての「マイチョコ」など、ますます商戦はお盛んなようで・・。ま、便乗して楽しみましょうか・・。
どなたか奇特な方で、hp運営スタッフにねぎらいの義理チョコをくださる方は歓迎します(笑)。


(担当:三島)

 自分は、なぜ、こんなに一生懸命練習をしているのに試合に出られないんだろう?自分は、皆と同じように練習しているのに・・・。こんなことを考えた事がないサッカー選手は希だと思います。小学生では、市町村を代表するようなサッカー選手、中学では都県を代表するチームでレギュラーを張っていた者もたくさん居ると思います。そんな君たち、今、この瞬間、瞬間を精一杯生きているだろうか?今日の練習が、自分で納得できる充実感のある練習だったろうか?練習が終わった時に振り返ってみたことがあるだろうか?そして、明日はこうやってみよう、ここを気をつけようと、考えたことが有るだろうか?練習時間を消化するだけの練習なら、しない方が良い!けがをするだけかもしれない。

 負けてしまったら、失敗したら、「運が悪かったなあ・・・。」「ついてなかったなあ・・・。」と言って、反省することも無くあきらめてしまう、そこの君!!あきらめや愚痴からは何一つ次への活力は生まれてこない。しかし、謙虚な反省からは、次の成功に向かって、新しい知恵と勇気が生まれるはず。少なくとも、二度と同じ失敗をしないようにしよう!という気持ちが生まれるはずです。

 自分の生きざまは自分で演出することができます、そして、自分で責任を持つこともできます、いえ、自分でしか責任を取ることはできません。誰かが何かをしてくれるのを待ち、あきらめて愚痴ばかり言っていても、人生という名の道路は目の前をどんどん過ぎ去って行きます。今、この時間を自分の知恵と力で精一杯生きることが、長い人生を生き抜く上で一番大切なことだと思います。80年余りといわれている長い人生も、3年間の高校生活も、同じです。子供達が充実した3年間のサッカー生活、高校生活が送れるように、親たちも後援会を挙げて、一緒に、この1試合、1時間、1分、1秒を精一杯生きていきませんか?

 生きているものは、いつか必ず滅びます。我々は今、この時から一つの目標向かって、一歩一歩確実に歩んで行かなければいけません。『Uターン禁止の一方通行』を、舗装された広い道路にするのも、狭いでこぼこ道のままにするのも、自分次第です。



(今週は、斉藤が担当しました。)

 関東高校サッカー大会東京都予選の初戦,「対芝高校戦」は4対1で無事勝利を飾り,本当に良かったですね。後援会の新年会でお会いした2年生のご父母の方々は,自分が試合に出るわけでもないのに,すごいプレッシャーを感じていたようです。実際の選手たちがどこまでプレッシャーを感じていたか分かりませんが,先輩たちの功績が大きかっただけに,それを引き継ぐ後輩は大変だと思います。
 しかし,それが伝統の力ということですし,この壁を乗り越えなければ自分達の目標には到達できないわけですから,日頃の厳しい練習の成果を存分に発揮して一つ一つ勝ち上がって欲しいと思います。実力に大きな差がない場合には,プレッシャーを味方し,最後まで諦めなかったチームが勝利を手にします。ということで,今回はプレッシャーについてちょっとひとり言です。

 私は現在,某大学医学部で研修医の面倒をみる仕事をしています。研修医というのは,医学部を卒業し,医師国家試験に合格したばかりの新人たちのことで,開業医になるためには2年間の臨床研修が義務付けられています。最近,「キラキラ研修医」というドラマも放映されているようですが,現実はかなり大変です。

 例えば,厚労省のアンケート調査によると,研修医の4割はうつ状態であり,そのうちかなりの割合は入院加療が必要と言われています。このうつ状態の原因の多くは,様々なプレッシャーと過酷な労働条件,職場環境による精神的・肉体的なストレスであると言われています。
 確かに,病院の仕事は大変にハードで,診療科によっては労働時間がセブン−イレブンのところもあります。また,研修医制度の改正によって,2年間でいろいろな診療科を回るために,職場がめまぐるしく変わることもストレスの原因といえます。
 しかし,肝心なことは,学生気分の抜けない甘えの心やプレッシャーに耐えられない精神力の弱さです。医学部に入学して医師になる人は,幼いころから勉強のできた優等生が多く,親にも先生にも怒られることがなかった人たちが,医療の現場に出たとたんに何もできない自分に愕然として恐怖させ覚えてしまうのです。

 



 もちろん,いろいろな経験をして立派な医師になっていくのですが,どんな仕事であっても一人前になるためには,様々なプレッシャーに打ち勝って最後まで諦めない姿勢が強く求められます。この点はスポーツにも共通するものですから,学生時代にスポーツをやるということは非常に意義のあることです。それも,強いチームで自分の人生を賭けるつもりで真剣に打ち込むことによって,プレッシャーに耐える強い精神力を得ることができると思います。
 もし,国士舘高校サッカー部の卒業生であれば,仕事が辛くてもうつ状態になるヤツはいないだろうなと一人で頷きながら,覇気のない研修医に頭を悩ます毎日です。
watsu

いよいよ関東高校サッカー大会東京都予選が始まりました。
今日行われた初戦の「対芝高校戦」は、4対1で無事勝利を飾ることができました。双方の選手達の頑張りは試合が終わるまで決して途切れることがなく、試合時間の80分間がとても短く感じられました。

試合内容は、全体的に押し気味に進める国士舘に対し、ピンポイントで素早い攻撃を仕掛ける芝高校という形で、3年生から新チームの2年生、1年生に引き継がれ、今日お披露目されたサッカーは、やはり国士舘のサッカーそのものでした。
今後も本大会出場に向けて、並み居る強豪校と1点のしのぎを削ることになるでしょうが、自信をもって普段の練習の成果を発揮して欲しいと思います。グランドで、数々の遠征で流した汗が、厳しい試合でこそ味方になってくれることでしょう。

戦国時代においては、戦陣を疾風のように変化させ、矢のように敵陣に切り込む合図は、狼煙、太鼓、笛、早馬に乗った伝令でした。現代スポーツと比較することはナンセンスではありますが、アイコンタクトにより素早くフォーメーションを組み替え、相手ディフェンス陣を混乱させ、一瞬の隙を突くところはどこか似たところがあります。どこを攻めて来るのかわからないとき、恐らく相手側は恐怖を感じ、平常心を忘れ、ミスをする可能性が高くなることでしょう。素早い移動は、11人という人数を15人にも20人にも感じさせることができるでしょう。正攻法から奇襲へ、そしてまた正攻法へ・・・。

新チームは、2戦目以降も自分たちを試して確認する試合が続くことと思います。
恐れず挑戦することで、実戦の一つ一つが伸び盛りの選手をさらに成長させてくれることと思います。

GO国士!!



(担当:高田)

長い冬のシーズン真っ只中。来たる21日の関東大会予選では、緒戦の確実な勝利に向けて、国士舘サッカー部は終盤の調整を進めていることと思います。新チームの出足は、必ずしも好調とは言えない状況であったかも知れません(→筆者も少しばかり心配しました??)が、先般の練習試合ではようやく「勝ち」の感触をつかんでくれたのではないかと、期待しています。

しかし、チームの出足が悪いことに関して、決して悲観する必要はないと思います。今の時点で反省や課題が多ければ多いほど、練習にも真剣さが増すでしょうし、選手同士のポジション調整や競争なども流動性が高く、刺激が多いことでしょう。新チームの最終目標は、インターハイ出場であり、そして、何といっても来年新春の全国選手権出場です。まだまだ、時間はたっぷり過ぎるほどあるのですから・・・。逆に、あまり調子が良くてチームがまとまってしまうと、田中監督のコメントではありませんが、切磋琢磨やチームの緊張感などといった環境から遠ざかってしまい、思わぬ落とし穴にはまることも無いとは言えません。

ところで、筆者は、昨年の仕事納めの前日(12月28日)の夜、やや持病気味の腰をギックリやってしまい、トホホな正月休みを過ごすハメになりました。前日あたりから「腰が重いな・・・。そろそろ、(かかりつけの)接骨院に診てもらうかな」と考えていた矢先です。何気なく大きなクシャミを「フェークショイッ!!」とこいた瞬間、即刻アウトでした。爾後、微動だに出来ません。1メートル移動するのに1〜2分かかるような状態で、ともかくも接骨院の予約を入れました。
翌日朝一番で治療すると、あ〜ら不思議、ゆっくりずつ普通に動けるのです。さすが、名医です。ところが、接骨院はその日がちょうど年内の仕事納めとのことで、1日ずれたら、正月休みはずーっと「寝たきり」になるところでした。それを考えると、ぞっとしたことでした。
                          

2度ほど通い、ほとんど回復した頃、我がhpプロジェクトの新年会があり、何事もなかったようなフリをして出掛けました。雑談の中で今回の腰痛のことを改めて話したところ、我がプロジェクトのメンバーから、腰痛などにも効くという、(宣伝になるといけないので商品名等は伏せますが)シューズを紹介していただき、早速その日に購入しました。何と1足3万円!貧乏性である筆者の悲しい性(さが)ですが、この時とばかり、清水の舞台から飛び降りた心境で「エイヤッ」と気合を入れて購入しました。その後、そのシューズを会社にも履いて通勤していますが、おそらく心理的(催眠術的?)効果もこれあり、何となく腰の周りが気持ち良く、快調な気がします。
(「紹介して欲しい」という読者がいらっしゃいましたら、個別にご紹介いたしますので、別途ご連絡ください。)

・・・などとバカ話を書いていても赤面するばかりです。腰痛も冬の季節と関係が全くないとは言えないような気もするのですが、我が国士舘のサッカー部は冬のハードトレーニングを続けており、自分の息子もそうであったためよく判るのですが、選手は、腰痛をはじめ、体のあちこちに痛みや、怪我、不調などを抱えることが多いと思います。

こうした状況下で、特にこの季節、地道なトレーニングが続きますが、選手達には、どうかくれぐれも体調管理には充分留意して、怪我や、本コーナーでも盛んに記述されていた、風邪やウイルスなども含めた、病気なども、寄せ付けないよう、自己の体調管理を図っていただきたいと切望します。
「仕込みの冬」に不本意な体調で過ごしてしまい、後悔しないためにも。

(三島)


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(追加寄稿)

1月13日、大学ラグビー選手権決勝が行なわれ、関東学院大学早稲田大学を下して3年ぶりに優勝しました。
戦前の予想は圧倒的に早稲田優位。筆者も、早稲田の磐石の戦力や、リーグ戦や本大会準決勝までの一方的な戦いぶりからみて、当然早稲田が勝つものと楽観し、余裕でTV観戦を始めました。ところが・・・

アレッ、戦いぶりがおかしい。前半、風下のハンデがあったとはいえ、得意のラインアウトが全く不発。早々と3トライを先制され、明らかに選手に動揺が広がります。ボールも手につかず、普段は考えられない凡ミスを繰り返します。
故障者も続出し、結局は局面を奪回できないまま、試合終了のホイッスルを聞いてしまいました。

コンディションの不具合やアクシデントなど、不運もありましたが、筆者は、この敗戦の最大の原因は「慢心」であったように分析しています。
バックスの五郎丸、首藤、今村、ハーフの矢富、曽我部、フォワードの豊田など、スター選手を豊富に抱え、マスコミの評価も高く、監督も自信満々・・・。
心のどこかに、これまで勝ち続けてきた自信が過信となって増幅し、出足で苦戦した場合のような厳しい状況への備えが欠けてしまっており、追い込まれた時に挽回する「本当の精神力」がなかったのではないか。
勝負事には、得てしてこうした番狂わせが発生しますが、よくその原因を分析してみると、必ず思い当たる要素が見つかるものです。

高校サッカーにおいても同じことではないでしょうか。今や、ブランドや、戦前の評判だけで勝利を得ることなど出来ない時代だと思います。逆に言えば、今日の関東学院大学のように、チームが一丸となってただひたむきに、強い気持ちを前面に出して戦った(そして戦術的には、早稲田の特徴を徹底的に分析して臨んだことがよく判りました)チームには、思わぬ成果がもたらされるのだとあらためて思い知らされました。

第85回全国高校サッカー選手権大会は、岩手県代表・盛岡商業高校と岡山県代表・作陽高校の決勝となり、どちらが勝っても同県での初優勝となる状況でしたが、周知のとおり、結局、盛岡商業高校が見事に初優勝を飾り、閉幕しました。一方、かつて何度もの全国優勝を誇る強豪校が次々と敗退し、全国における各地域の実力差は拮抗してきていることを裏付けた大会だったとも言えるでしょう。


ところで、大会を振り返れば、PK戦が非常に多く(ベスト8までに15試合くらいでしたか?データ的に、これは昨年あたりから突出して増えているようです)、多くの強豪校がPK戦で涙をのんだこともあり、観ている方としては、今ひとつ釈然としない思いが残ったこともまた事実ではないでしょうか。


大会運営上、高校生ということもあって、全体スケジュール管理の問題や、応援体制の問題、滞在費用・環境等の問題、また選手の疲労度の問題などなど、やむをえない諸事情を考慮してのことであることは充分理解出来ます。しかしその一方、準々決勝までは「40分ハーフで延長なし、PK決着」というルールは、戦う当事者同士の身になって考えてみたときに、果たして双方に心から納得出来る結果が得られたのだろうかと思うと、複雑な思いが残るのは筆者だけでしょうか。ちなみに、21回連続出場で、今回初めて緒戦敗退した国見高校の監督は「延長をやっていれば本当の実力が出たはず・・・」とコメントされていたと思います。


また、結果論ですが、決勝戦における盛岡商業高校の2点目の決勝点も、後半40分過ぎに生まれたものでした。これが40分ハーフであれば、延長戦(準々決勝までであれば、1-1の引き分けで、またしてもPK戦)となったところです。かつてはコーナーキックの本数で勝者を決めた時代もあったと言いますが、またそれはそれで、基本戦術に大きな影響を与えるような気もします。といって、抽選という判断も無いでしょう・・・。


こうした運営ルールが高校サッカーの戦術に与える影響を考えてみると、例えば、事前の戦力分析を経て、明らかに劣勢とみられる高校が徹底的なディフェンス重視戦術を採用し、PK戦を目指す。そしてPK戦での(幸運な?)決着を目指す・・・。いささか、爽やかではない戦い方とも言えますが、現実的な勝利のためには、今後、全国大会に臨んで、こうした戦術を採用する高校が増えても不思議ではない気がします。


我が国士舘も、昨年の選手権予選で同様の戦術を採る高校に苦戦を強いられた経験があります。とはいえ、最近のサッカー戦術の基本として、「まずディフェンスを固める」方向はデファクトとなりつつあります。ということは、限られた時間内できちんと得点をし、明確な形で決着をつけるためには、圧倒的な力の差を有するか、よほど相手の特徴を丸裸に分析し、確実に得点出来る戦術を構築するか、今後、厳しい戦いをしたたかに勝ち抜くためには、どちらかの戦略・戦術が必要になってくるのではないか。そんな思いを強くした、この大会でした。

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(担当:三島)

「そんなところで『うたた寝』していると風邪を引くよ!」

と、よく親に怒られたものです。皆さんも経験ありませんか?コタツでのうたた寝、心地良いですよね。本当に「うたた寝」すると風邪を引くのでしょうか?私の答えは、「NO」です。たぶん、うたた寝をしたくなってしまうほど、身体が疲れているのだと私は思います。風邪を引く最大の原因は、「疲労」と「寝不足」だそうです。

風邪の予防については、いろいろ、言われておりますが、私が風邪の予防に心がけているのは3ツです。
① 『うがい』 外出し帰宅した時、とくに、人ごみから帰ったときには必ずうがいをします。うがいは、お茶や塩水、最近はティーツリーオイルやユーカリ精油などいろいろ言われますが、もっぱら、『イソジン』です。うがいの効能は、のどに付いた風邪菌を洗い流すという効果です。しかし、世界中でうがいをする国民は、日本人だけって知ってますか?アメリカ人やヨーロッパの人々は、上を向いて、「ガラガラ、ぺーッ!」って、うがいをするのが苦手らしいですよ。
② 『手洗い』 これはうがいと違って、世界中の人々誰でもできる風邪予防(病気予防の基本)の基本です。風邪菌は、普段から何気なく触れているドアのノブ、つり革、そして、あなたのいまたたいているPCのキーボードから、手を介してあなたの体内に入ってしまいます。手洗いとうがいは日本人が誰でもできる基本セットです。
ここで、ポイントがひとつ!手洗いのあと、せっかくきれいになった手で直接水道の蛇口を閉めるのと、共同のタオルで拭くのは禁物ですよ。
③ 『適度な加湿』 風邪菌は感想が大好きです。以前お話しした「ノロウィルス」も乾燥にも強く、保菌者の嘔吐物や排便が乾燥しても菌は元気に空中を舞い、他人の口に入っていきました。風邪菌は湿り気が大嫌いです。部屋の湿度を60〜80%に保つのが理想です。先ほどの「うがい」ものどに湿気を与える効果も有りますね。

この3ツが、私の風邪予防です。とは言うものの、やっぱり、充分な睡眠、休養と適度な栄養が一番大切なことだと思います。

では、風邪を引いてしまったら・・・?
あきらめてください!風邪菌(ここで、言っておきますが「風邪菌」という特定の菌は有りません。風邪はいろいろな「ウィルス」によりいろいろな風邪の症状が現れるものです。)に効く薬は有りません。風邪に効く薬を発明すれば、必ず『ノーベル賞』がもらえると思います。では、私たちが飲んでいる風邪薬といわれているものは何?答えは、いろいろな風邪の症状をやわらげてくれる物質です。熱が出たら熱を下げる。鼻水が出たら鼻水を止める。セキが出たらセキをとめる。そういう効果のある薬だそうです。これらの風邪薬は、風邪菌を退治しているのではありません。ですから、薬はむやみに飲まないほうが良いと言うお医者さんも居ます。結局、風邪菌を体内から追い出すのは、各自の体力とスタミナです。鼻水もセキも、体内より風邪菌や風邪菌と戦って死んだ白血球の死骸を、一刻も早く体外に出しているわけです。むやみに薬で抑えないほうが良いということでしょうか・・・。結論として、風邪には、特効薬が有りません。風邪を引いてしまったら、充分睡眠をとり休養し栄養をつける事しかないようです。そして、普段から、風邪菌に負けない体力とスタミナをつけることですね。

大事な試合の前に、風邪を引き、本来の力を出せないなんてことになってしまったら、自分もつらいし悔しいですが、今まで一緒につらい練習に耐えてきたチームメートにも迷惑をかけてしまいます。スポーツマンにとって、普段から節制に心がけ、病気に負けない体力と精神力を身につけることは、基本中の基本です。そして、誰でも、いつでも試合に出ることができるように日ごろから技術と精神の鍛錬を怠らないこと!これがチームが強くなれる最大の秘訣だと思います。     
     (今週の担当は、HPP斉藤でした。)

HPプロジェクトの渡辺です。

あけましておめどうございます。
昨年は,西が丘で残念な結果に終ってしまいましたが,今年こそ国士舘サッカー部が全国選手権大会へと進めるように頑張って下さい。
特に現役のご父母の皆様,一致団結して子供のサポート,試合の応援をよろしくお願いいたします。

さっそくですが,「運営スタッフのひとりごと」の4人目として私の出番となりました。
国士館高校サッカー部HPプロジェクトは,齋藤さん(H17卒),三島俊洋さん(H17卒),高田さん(1年)3人の大変なご尽力で見事に立ち上げることができました。
3人ともその道では達人ですので,本来であれば大変な金額がかかるところですが,まったくのボランティアで申し訳ないというか,会計担当としては儲かったというのが素直な気持ちです。
3人のみなさん,本当にご苦労様でした。この場をお借りして心よりお礼を申し上げます。
ということで,私はほとんど何もしていませんので,運営スタッフというのも気が引けるのですが,何か原稿を書いて少しでも盛り上げていこうということで,ひとりごとに参加させて頂きます。

さて,今年も全国高校サッカー選手権大会が始まりました。
国士舘は,3年間連続出場の後,3年間連続の予選敗退という本当に残念な結果でした。
特に,一昨年は決勝で成立学園に敗れ,昨年は準決勝で修徳に敗れるということで,期待が大きかっただけに選手やスタッフはもちろんのこと,応援の我々もまったくがっかりでした。
しかし,最近の高校サッカーを見ていると,絶対的に強いチームというのがなくなっているようです。
東京予選では,一昨年が成立学園と修徳,今年は暁星と都立久留米ということでどのチームが代表になるかまったく分からない混戦状態です。
全国でも一昔前には国見や帝京,市立船橋,鹿児島実業などが圧倒的な強さを誇っていましたが,昨年の選手権大会の野洲,高校総体の広島観音といった新しいチームが台頭してきています。
これだけ,混戦になるとどのチームにもチャンスがあるということです。

ところで,今年の選手権大会に目を向けると,東京代表の暁星が30日の開幕戦で,滝川第二と対戦しましたが,ディフェンスを固めて奮闘するも0−2で敗退しました。滝川第二は高円宮杯に優勝したチームですから実力は上だと思いますが,なかなかの善戦だったようです。
また,31日の1回戦では,都立久留米が作陽と対戦し,1−2で敗退しました。久留米も後半に1点を返して良く攻めたのですが,前半の2失点が痛かったようです。
最近の傾向として,東京代表が初戦で敗退するケースが多いのも東京のチームの実力が拮抗し,選手が各チームに散らばっているのが原因でしょうか。
東京のチームにもっと頑張ってもらいたいものです。
また,国見が初戦で敗退するというハプニングもありました。
初戦が難しいとも言われますが,何処が最後まで残るかまったく予断を許さない状況です。
今年の選手権大会はまだ始まったばかりですが,代表として出場できたチームには精一杯頑張ってもらいたいものです。
高校野球では,早実のハンカチ王子が話題になりましたが,サッカーでも明日の日本代表になるような選手が出てくるのを見るのも楽しみです。

何処が勝っても不思議でないほど,実力が拮抗している訳ですから,当然,国士舘にも大きなチャンスがあります。
是非,本年はチャンスをものにして貰いたいものです。
選手,監督,コーチはもちろん現役選手のご父母と我々OBの後援会員も含めてみんなで盛り上げていきましょう。
国士舘サッカー部が国立のピッチに立つという大きな夢に新年の願いを込めて,スタッフのひとりごとでした。

新年明けましておめでとうございます。

2006年における国士舘高校サッカー部は、インターハイ、選手権ともに惜しい戦いを続け、結果として全国出場・全国勝利という大きな成果を得ることは出来ませんでした。しかし、レギュラーも控え組も区別なく、100名を超える部員全員が一丸となって戦いました。
「あと一歩」「あと1点」に泣いた悔しさは、きっと2007年の新チームへと引き継がれ、新チームは先輩の悔しさや経験を糧として大輪の花を咲かせてくれるものと信じております。

さて、2006年8月1日に、国士舘高校サッカー部の活動を広くアピールし、応援するとともに、後援会会員相互の親睦を深めることを主な目的として、本ホームページを立ち上げました。
田中監督からの要望に基づくものだったのですが、国士舘高校・後藤教頭先生他のご理解とご協力をいただき、学校公認のhpとして立ち上げることが出来ました。
立ち上げ当初は、後援会:大室会長・松村副会長・赤峰副会長以下、幹部役員のご指導のもと、斉藤役員・三島が中心となり、運営を展開しました。その後、現役1年生の高田役員が加わり、質・量ともにグレードアップし、渡辺役員も節目節目で画像撮影・提供などに関与してきました。また、多くの後援会会員、保護者の皆様にメッセージ、情報をいただき運営することができました。ご協力ありがとうございました。そして、年末には念願のPC等所要機材一式を整備しました。

2007年は、この運営体制を維持するとともに、一層の拡大を図ります。具体的には、次のような項目を検討中です。

■広報部との連携強化
hp活動は広報活動そのものでもあります。このため、従来から活動している広報部との連携強化を進めます。画像データや文章などの共有化を図り、紙媒体とhpの連携を進めます。

■広報役員の参加推進
今年入学する新1年生の広報担当役員から1名、hppへの参加をお願いしたいと考えています。その後、各学年から1名参加を恒例化したいと考えています。なお、現役2年・3年については、どなたか参加していただける方を別途調整したいと思います。

本hpへのアクセスは、累計で2万人、10万アクセスを超え、ほぼ毎日見ていただける「レギュラー組(?)」がおよそ150名ほどいらっしゃいます。
今年は、ますます内容の充実・多様化を推進するとともに、何と言っても、最大のコンテンツである「全国出場!」へ向けて、頑張る所存です。
どうぞ皆様のご指導、ご支援、ご協力、ご愛顧をよろしくお願いいたします。

2007年 元旦 



国士舘高校サッカー部後援会 hpプロジェクト
斉藤 浩一
渡辺 徹
三島 俊洋
高田 智之

HPスタッフの高田です。

 私は、たいがい試合の応援にはカメラを持参します。ゴールの瞬間、中盤での競り合い、バックと相手FWの駆け引きなど、今日こそ決定的な写真を撮りたい!という思いで、いつもカメラを構えています。
最初は子供の成長記念になればとの思いで何気に撮りだしたのですが、息子が小学2年でサッカーを始めてから今に至るまでですから、もう8年ほども撮り続けていることになります。 

 パソコン同様、カメラの進歩はとても早く、デジタルカメラ(以下、「デジカメ」)全盛の今では「あっ、明日試合なのにフィルム買って来るの忘れてた!」などと言っていたのも昔話のようです。フィルム1本でせいぜい48枚撮りがいいとこだったのが、今は指に乗るようなメモリーカード1枚で百枚以上も撮影でき、撮ったあとはパソコンにつないでトリミングなど加工も自在です。当ホームページにも、フォトギャラリーを設けて試合の様子を写真でお伝えしていますが、撮影からホ−ムページへのアップまでを効率よくこなすため、デジカメは欠かせないアイテム(道具)になっています。

 動きの早いスポーツ写真の撮り方ですが、私の場合、両目を開けてボールを追います。奇異に思われるかも知れませんが、ファインダー、もしくは液晶モニタだけではボールを追いきれないので、一生懸命撮る時(実は結構疲れます)は右目でボールを追って、左目でぼんやり液晶モニタを見ているといった具合です。そうしていると、きっと絶好のシャッターチャンスに巡り会えます。 そこで、すかさず「カシャッ」と。

 ところで私、デジカメのはしりは、カシオ「QV10」だとずっと思い込んでいたのですが、最近目にした雑誌で、意外やフジフィルムが国内で初めてデジカメを開発した先発メーカだと知りました。フィルムメーカ最大手が、他社に先駆けてデジカメを開発し商用化に成功していたなんて、その先見の明には驚きました。今度買うとしたら、望遠(ロングボール)がブレない、奥行きのある写真(フォーメーション)が撮れる、そして長時間撮っても(走っても)疲れない、そんなカメラにしようと思います。

よーし、選手諸君!撮るどーっ。

先週の斉藤さんによるキックオフに引き続き、今週は三島が担当させていただきます。

まず最初に、先週議論された「パソコンの弊害・・・?」について、230万部を超える一大ベストセラー「国家の品格」(⇒この「品格」は、2006年の流行語大賞にまで選定されるほどにブームとなった訳ですが)の著者であり、数学者・御茶ノ水大学教授の藤原正彦氏が文藝春秋2007年1月号に起稿した記事に、そのフォロー(?)とでも言うべきコメントが掲載されていますので、引用(原文ママ)させていただきます。曰く−

「(前略)小学校でパソコン教育を言い出したのも主に経済人である。小学校でパソコン教育を始めると、業界にとって大きな市場となる。しかも数年に一度は更新するから尚更である。そのような視点から恐らく言い出されたのだろう。確かに、会社で「パソコンはできません」は通じないだろう。しかしパソコンなどは義務教育では触らせないほうがよいものである。

小学校や中学校でパソコンなどと戯れていたら、日本からパソコンを作る人間やソフトを作る人間がいなくなる。このような人間を育てるには、算数や数学を一生懸命に学ばせ、論理的思考を鍛えておかねばならない。パソコンを使いこなすだけなら高校からでも、大学からでも、いや社会人になってからでも遅くないのである。(後略)」


これは、数学者としての藤原氏の立場もあってのコメントだと思いますし、当然ながら反論も沸き起こるテーマだと思いますが、ここではこのくらいにしておきます、そろそろ、国士舘高校サッカー部にまつわる話題に戻らないとお叱りを受けますので。

さて、私の息子は昨年(平成17年)卒業組で、現在大学1年生ですが、大学のサッカー同好会や、フットサルチームなどを複数掛け持ちし、授業とアルバイトにも追われながら、結構充実した日々を過ごしているようです(やや親の贔屓目でしょうか・・)。こうしたサークル的活動での交友関係の中心となっているのは、やはり何と言っても、国士舘高校サッカー部時代の友達のようです。

親しい友達がたまに狭い我が家にも泊りに来てくれますが、顔を合わせるときちんと礼儀正しく挨拶をしてくれて、非常に頼もしく感じられます。こうした礼節などは、あの厳しいサッカー部の3年間を耐え抜いた結果として、一生続く貴重な友人関係の構築とともに、自然と身についた財産ではないかと、改めて感慨を覚えます。

・・・と書くと少々大げさですが、こうした経験は、本人達だけでなく、同期の父兄会などで雑談しているとよく話題になることです。人生において大切なことは沢山ありますが、国士舘で培った経験と人脈は、一流大学−有名企業へといった、いわゆる一般的なエリートコースとは一味も二味も異なった、素晴しい財産であると確信を深める今日この頃です。

(三島)

晩秋から冬にかけ猛威を振るっている『ノロウィルス』について、会員ページに資料を掲載しました。
参考にしていただければ幸いです。
各家庭でも充分注意いただきますようお願いします。
(斉藤)

”運営スタッフのひとりごと”って、なに???

サッカー部のホームページをあたかも私物のブログの様にして良いの・・・???
いえいえ、皆さんに、サッカー部のホームページを通じ、サッカーに関わること、サッカー部に関わること、学校に関わること、そして、サッカー部やホームページ立ち上げから今までの逸話等をお話しようということになりました。

と、言うより、ネタ枯れのこの時期に、『何か企画しろ!』という『天の声』が有ったわけで・・・。

そんなわけで、トップバッターを務める破目になってしまいました。よろしくお願いします。

皆さん、この「トップバッターを務める破目・・・」の『破目』ですが、パソコンで変換すると、①「羽目」②「破目」③「食め」・・・と、たくさん出てきますよね。どの字を使うのが正しいのでしょうか???

今、高校を出、大学を卒業し社会に出ると、パソコンは必需品です。パソコンが使えないとなると、就職もおぼつかない時代です。国士舘高校でも、授業に取り入れていると思います。そして、中学校はおろか、小学校でもパソコンの授業があるそうです。早い年代からパソコンに親しむのは決して悪いことでは無いと思います。でも、国語や、算数、歴史の勉強を少なくしてまで、小学生や中学生がパソコンを勉強しなくてはいけないのでしょうか?

国語の勉強をおろそかにしていたパソコンの達人は、「羽目」を使うべきなのか「破目」を使うべきなのか、きっと解りません。小中学生の勉強で一番しなければいけないこと、高校生が一番教わらなくてはいけないことは何か、世の中全体が考え直す時期に来ているように思います。受験勉強に必要無い課目(ここも「課目」?「科目」?)は勉強しないことに疑問を持たない教育者が居る時代って、何か”変”ですよね。

ワードやエクセルなんて、実生活に必要な知識と技能だけを覚えるのでしたら、国語や算数や歴史の勉強を充分してからでも大丈夫!です。40才になって覚えた私でさえ、こんなことができるんです。
次をクリックしてみてください↓

これは、6月にホームページを立ち上げてからの、日々のアクセス数を日毎に折れ線グラフにしたものです。日に日に皆さんのホームページに対する関心が高くなっていくのがよく解ります。
では、月ごとに見てみるとどうなるでしょう?↓
アクセス数グラフ(月報).xls


高校選手権の11月に向かって、月々、皆さんの関心が高まっていくのがお解かりと思います。

しかし、ここで問題が起きました。
選手権後、皆さんのホームページへの感心が日毎に薄くなっていっているということです。


現在、6月からの累計訪問者数が2万件を突破し、累計アクセス数も10万件にせまっております。これからも、サッカー部員、部員OB、家族、そして、国士舘高校の生徒、学園の役に立つ情報発信に心がけていくつもりです。皆さんのご協力、ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いします。(斉藤)

当ホームページの運営スタッフによるリレーコメントを、来週月曜日から開設します。原則として毎週月曜日に更新します。スタッフの斉藤→三島→高田→渡辺の順で、国士舘高校サッカー部活動にまつわる、あるいは大なり小なり関連するようなコメントを掲載予定です。是非、ご覧ください。

なお、マネージャー日記はしばらく休憩します。

一年生に続いて、三年生のマネージャーからも投稿が有りましたので記載します。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 私は、サッカー部のマネージャーになって洗濯が好きになりました。水やポカリを作るのも好きになりました。サッカーはもっと好きになりました。毎日練習あるけど楽しいから好きです。つらいこともたくさんあって本当に大変だけど、楽しいって思う気持ちの方がたくさんあります。選手も楽しいって言ってるから、なんか楽しくなってきます。楽しいばっかりでしあわせです。これからも、失敗もするけど二年半やってきたことを生かして、いっぱい頑張っていきたいです。 (CL)

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国士舘高校サッカー部のマネージャーになって二年半がたちます。
マネージャーになった時、私たちにはマネージャーの先輩はいませんでした。
最初は、なにをやったらいいのかわからず、色々悩んだりすごく大変で監督やコーチに怒られ、選手には迷惑をかけてばかりで、正直マネージャーをやっていて意味があるのか考えたときもありました。
でもここまで続けてこれたのは色んな人に支えられ、なにより試合で勝った時、辛かった時のこと以上に喜しさがあるからです。
三年間はあっという間で引退まであと数ヶ月しかないけれど選手権出場を目指して選手をしっかりサポートできるよう、最後まで頑張りたいです。 (CV)

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私は、このクラブでマネージャーとしてやってきて、二年半が経ちました。最初は、わからない事だらけで周りの人たちに迷惑ばかりかけてしまっていたけれど、色々な人達に励まされ、支えられ、いつの間にか、もう三年生になっていました。
 二年半、辛いと思ったこともたくさんあったけれど、試合で勝つとやっぱり嬉しいし、なにより何かした時に「ありがとう」と一言かけてもらえた時に、やって良かったなあと思います。
 また今まではサッカーを試合でしか見ることができなかったのが、練習や準備という細かい所まで知る事ができてもっとサッカーが好きになりました。あとマネージャーとしてこのクラブに関われるのは少ないけれど、今まで学んで覚えてきた事を生かして残りの数ヶ月、監督、コーチ、選手達の役に少しでもたてるように精一杯、悔いが残らないように頑張りたいと思います。 (RP)

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三年生のマネージャーの皆さん、ありがとうございました。
高校生活、青春の真っ只中で過ごした三年間のサッカー部マネージャーの経験は、誰もまねすることのできない貴重な体験です。
これから先の長い社会生活で、必ず役に立つ時が来ます。
これからも頑張りましょう!
(転記は斉藤が担当しました。)

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マネージャーの皆さんへ

日記、記載有難うございました。仕事内容が多くあり、選手達への心使いや、周囲への気配り感謝いたします。影の力となり監督・コ-チを支え、全国大会出場に全力を。! 

三年生は後ひとふんばりして頂いて一年生は三年生をお手本にして国士舘高校サッカ-部を盛り上げてください。


会長・大室隆史

一年生のマネージャー四人より投稿がありましたので、記載します。

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 私は、国士舘高校サッカー部マネージャーになって、全然まだ気が利かないし、迷惑かけてばっかりです。練習の時の仕事は、覚えてきたけど、試合の時は、覚えていてもまだ動けません。選手権が終わると先輩達は引退です。先輩達が引退したら私たちしか居ません。私たちだけになったとき先輩達みたいに動けるようになっていたいです。私は、選手に「ありがとう」と言われると、すごくうれしくて、やって良かったと思います。これから、つらい事もうれしい事もいっぱいあると思います。つらくても、めげずに頑張って信頼されるマネージャーになりたいです。そのために、水を作るのを早くしたり、ゼッケンを素早く渡せるように、仕事を素早くして選手にいっぱい「ありがとう」と言われたいです。 (HS) 

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 私たち一年生のマネージャーは、サッカー部に入って4〜5ケ月間、先生、先輩達に沢山の事を教わってきました。
 始めに比べると、4人全員でまとまって動く事も少なくなり、自分達のやるべき事も少し考えられる様になりました。
 けれど、三年生のマネージャーの先輩方の様に信頼され、てきぱき仕事が出来て部員の考えている事を解れる様なマネージャーには、まだまだなれてません。
 私の目標は、先輩方の様に頼れて、しっかり仕事の出来るマネージャーになることです。はやく、みんなの役に立てるようになりたいです。だから、これからも、自分に出来る全てのことを精一杯やっていきたいと思います。そして、いつか信頼されるマネージャーになれる様に頑張ります。 (ML)

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 私が三年間を通じて頑張りたい事は、最後まで投げ出さず仕事をやりきることです。
 私はどんくさくて、同学年のマネージャーの中でも一番やる事が遅いので、置いていかれないように頑張ります。早く三年生の先輩たちのようになりたいです。先輩たちのようになれる自信はないけれど、少しでも近づけられるように、努力していきたいです。
 部活のみ頑張るのではなく、日常の生活面でもテキパキした行動ができるように、なりたいです。特に時間厳守を心がけ、時間の守れる人になりたいです。言われたからするのではなく、前もって行動ができるように頑張ります。
 今は迷惑をかけてばかりで、マネージャーとして全然役にたてていません。先輩が引退してしまったら、十分にできるか自信が有りませんが、一回でも多く「ありがとう」と言われるマネージャーになりたいです。 (PL)

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 私は最初、サッカー部に入部したとき全てが初めてで分からないことだらけでした。その時助けてくれたのは、マネの先輩や選手の方々でした。中々仕事を覚えられない私に、根気強く教えてくれたマネの先輩にはとても感謝しています。私が一番嬉しいのは、仕事をやり終えた後の選手の笑顔と「ありがとう」の一言です。この仕事をやって良かった思えるし、「次からも頑張ろう」感じます。後数ヶ月で三年の先輩方は引退してしまいます。正直、マネの先輩が引退して一年のマネだけで仕事がこなせるか不安が残るし、寂しいです。だから、先輩方から教わった事をちゃんとできる良いマネになれるように頑張ります。
 この先、苦しくて泣くこともあると思うけれど、最後には嬉し涙で終わらせたいです。そして三年後、卒業のとき「国士のサッカー部でマネをやれて良かった」と思えるような毎日を送りたいです。 (NF)

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一年生のマネージャーの皆さんありがとうございました。
選手も家族の方々も「ありがとう」の一言を大切にしましょう。
HNによる記載を試行運用しました。
(転記は斉藤が担当しました。)

素晴らしいメッセージ、感動しました!
3年生の先輩マネージャーからのメッセージも楽しみです。
これからも、いつでも、気がついた時にメッセージを発信していただけるように後援会でもバックアップをさせていただきます。
万一のセキュリティを考慮し、日記を書いてくれる各マネージャーの実名を掲載することは控え、ご本人達のHNを記載しています。
(三島)

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会長 瀧口哲士
現役代表 森永大介
副会長 豊川勝巳 
林 元美 
幹事総務 堀江敬子
会計監査 永井雅美